新幹線コンセントの完全ガイド!座席の位置・車両別の設置状況・使い方を解説

東京から大阪や京都へ行く際など、新幹線は便利な交通手段です。新幹線は1日に何本も運行しており、かつ早く移動できるため、日本人のみならず海外からの観光客にも人気の交通手段となっています。一方、「新幹線にコンセントはある?」「新幹線で使えるコンセントの種類は?」などの疑問を持ったことのある方もいるのではないでしょうか。長時間の移動では、車内にコンセントがあるかないかで、旅の不安を大きく減らせます。この記事では、新幹線にコンセントはついているのか、座席のどこにあるのか、路線や車両別の設置状況、新幹線でコンセント付きの座席を確実に予約する方法などを解説します。

新幹線コンセントの完全ガイド!座席の位置・車両別の設置状況・使い方を解説

新幹線にコンセントはある?基本を知ろう

結論からお伝えすると、ほとんどの新幹線にはコンセントが設置されています。ただし、車両タイプと座席によってその有無は異なります。

たとえば、東海道・山陽新幹線のN700S系や、東北・北海道新幹線のE7系、W7系、E8系、H5系の一部では、すべての席でコンセントが用意されています。一方、古いモデルでは窓側の座席や、車両端の座席にのみコンセントが設置されていることがあります。グリーン車やグランクラスなど、普通車よりも上位のクラスでは、コンセントが設置されていることが多いです。

コンセントの規格は、日本のほとんどの家庭で見られる2個口タイプのコンセントです。海外からの一時帰国などで別のコンセント形状の家電を使う場合は、変換アダプタなどを準備しておきましょう。

新幹線のコンセントはどこ?座席での位置を解説

コンセントの位置は、主に以下の3パターンがあります。

  • 窓側の壁面下部

  • 車両端の座席

  • ひじ掛け、座席下(新しい車両)

コンセントを使いたい場合は、車両端の窓側の席を予約するのがおすすめです。窓側の座席にしかコンセントがない車両の場合、通路側や中央の座席だとコンセントが使えない場合があるためご注意ください。

新幹線の通路側にコンセントはある?

古いモデルでは、通路側の座席には専用のコンセントが設置されていないことが多いです。

一方、N700SやE7・W7などの新しいモデルでは、通路側を含むすべての座席にコンセントが設置されています。

特に長距離を移動する場合、コンセントがあるかどうかを知っておくことで、旅の不安がかなり払拭されます。充電のためだけに窓側の座席を予約すべきか迷っている人は、自分が乗る予定の新幹線モデルを事前に確認しておくとよいでしょう。

詳細は、JRの車両編成に関するページなどでも確認できます。

窓側コンセントは通路側の人も使える?

新幹線の窓側席にあるコンセントは共有なのか、または通路側や中央席の人も使ってよいのかに関しては、過去にもたくさんの議論がなされてきました。

JR各社がウェブサイトで公式な発表をしているわけではありませんが、窓側のコンセントについては窓側の人のみに使用権があるわけではなく、「お客さま同士で譲り合ってお使いください」と紹介されることが多いです。

そのため、マナーとして他の乗客にも配慮しつつ、コンセントを使用してもよいか一言かけるのがよいでしょう。

車両・路線別に解説!新幹線のコンセント設置状況

新幹線のコンセント設置状況は、路線や車両によって大きく異なります。以下は、それらについてわかりやすくまとめた表です。

路線

主な車両モデル

コンセント設置状況

東海道新幹線

N700S、N700A

N700S:全席。N700A:窓側・車両端のみ

山陽新幹線

N700S、N700A、N700、700系、500系

N700S:全席。N700系・N700A:窓側・車両端のみ。700系:5〜8号車の最前列および最後列、個室。500系:コンセントなし

九州新幹線

800系、N700系

800系:車両端のみ。N700系:窓側・車両端のみ

西九州新幹線

N700S系

全席

東北新幹線

E5・H5系、E6系、E8系、E2系

E5・H5・E6・E8系:全席。E2系:窓側・車両端のみ

北海道新幹線

H5系

全席

上越新幹線

E7系

全席

北陸新幹線

E7・W7系

全席(普通車・グリーン車とも)

山形新幹線

E3系、E8系

E8系:全席。E3系:窓側・車両端のみ

秋田新幹線

E6系

窓側・車両端のみ

東海道新幹線のコンセントの位置は?

東海道新幹線は、東京〜大阪間など、いちばん利用者が多い区間をカバーしています。東海道新幹線では、主にN700SとN700Aが主力車両として使われており、N700Sは全席にコンセントが設置されています。一方、N700Aではグリーン車にはコンセントが完備されていますが、普通車は窓側や車両端のみとなります。

この路線では「のぞみ」「ひかり」「こだま」が運行していますが、車両タイプは共通運用されています。「のぞみ」はN700Sしか走らない、といったような運用はされていません。

新幹線「のぞみ」にコンセントはない?

「新幹線『のぞみ』にはコンセントがない?」と疑問に思う方もいるかもしれません。実際、新幹線のぞみにコンセントがないのではなく、車両によってコンセントの位置や有無が違います。

前述したように、N700A車両ではグリーン車にはコンセントが完備されていますが、普通車は窓側と車両端のみにしかコンセントが設置されていません。これが、「新幹線のぞみにはコンセントがない」と誤解されている理由かもしれません。

新幹線のぞみでコンセントを使いたい場合は、N700S編成の便を選ぶか、乗車前に車両モデルを確認しましょう。

山陽新幹線のコンセント

山陽新幹線ではN700S、N700A、N700、700、500系が運行しており、車両モデルによってコンセントの設置状況が異なります。

特に700系では、5〜8号車の車両端の座席、および8号車の個室(コンパートメント)のみにコンセントが設置されています。一方、500系はどの座席にもコンセントが設置されていません。ただし、500系は2027年で運行が終了すると発表されています。

北陸新幹線のコンセント

北陸新幹線ではE7・W7系が運行しており、全席(普通車・グリーン車の両方)でコンセントが完備されています。

充電のしやすさという点では、安心できる路線のひとつです。

東北新幹線のコンセント

東北新幹線では、E5・H5、E6、E8、E2系が運行しています。新しいモデルは全席にコンセントが設置されていますが、古いE2系は窓側・車両端のみです。

上越新幹線「とき」のコンセント

上越新幹線「とき」はE7系で統一されているため、全席にコンセントが設置されています。コンセントは各座席のひじ掛けの下や、前方座席の背もたれ下部、窓側に設置されているため便利です。

その他の新幹線(北海道・山形・秋田・九州・西九州)

それぞれの新幹線で使われているモデルが違うため、H5系(北海道)、E3・E8系(山形)、E6系(秋田)、800系・N700系(九州)、N700S系(西九州)などで設置状況が異なります。詳しくは、上記の表を参考にしてください。

コンセントがある座席を確実に予約する方法

特に長時間の移動だと、新幹線で自分の座席にコンセントが設置されているかどうかは重要なポイントになります。全席にコンセントが設置されている場合は心配する必要はないですが、全席に設置されていないタイプの場合は、座席選びを慎重に行いましょう。

迷ったら、車両端(前方、後方の座席)の窓側の座席(AやE)を予約することで、古いモデルでもコンセントにアクセスできる可能性が高くなります。

予約した新幹線のモデルについては、EX予約、えきねっと、スマートEXなどのオンライン予約サービスや、駅にあるみどりの窓口で確認できます。

可能であれば、できるだけ新しい車両モデルを選ぶことをおすすめします。

新幹線のコンセントの使い方と注意点

新幹線のコンセントの使い方は、日本で普段使っているものと同じです。日本のプラグであれば、変換アダプターを用意する必要はありません。

ただし、新幹線のコンセントは基本的にスマートフォンやパソコン、タブレットなど小型デバイスの充電を想定したものとなっているため、消費電力の大きい家電や、延長コードなどの使用は基本的にできません。

新幹線のコンセントが挿さらないときの対処法

新幹線のコンセントにプラグを挿し込めない主な原因として、以下が考えられます。

  • プラグの形状が大きすぎる

  • 海外仕様のプラグである

  • コンセント自体が緩んでいる、または故障している

特に海外からの一時帰国で新幹線を利用する場合、海外で使われているプラグの形状が違う場合があります。その場合は、変換アダプターを持参しておくと安心です。

どうしてもうまく挿し込めない場合は、別のコンセントを試すか、乗務員に確認してみましょう。

コンセント利用時のマナー

新幹線は多くの乗客が利用するため、コンセントを使うときも周囲の乗客に考慮した行動を心がけましょう。以下はコンセント利用時のマナーです。

  • ケーブルが通路を横切らないよう整理する。

  • 足元のケーブルで他の人がつまずかないようにする。

  • 中央席や通路側の席から窓側のコンセントを使用する場合は、窓側席の人に一言声をかける。

新幹線の旅を計画するためのヒント

最後に、新幹線での旅行を楽しむための実践的なポイントをご紹介します。

  • 新しい車両モデルを選ぶ。最新モデルなら、全席にコンセントが設置されていることが多いです。スケジュールに合うようであれば、最新モデルの便を選択しましょう。

  • 窓側や車両端の座席を予約する。古いモデルでは、窓側または車両端の座席にのみコンセントが設置されていることがあります。これらの座席を予約することで、コンセントを使える可能性が高くなります。

  • モバイルバッテリーを予備として持参する。コンセントの有無に関わらず、モバイルバッテリーを持っておくと、念のための備えになります。

  • グリーン車を予約する。確実にコンセントを使いたい場合は、グリーン車を予約するのもひとつの方法です。料金は少し高くなりますが、コンセント付きの広い座席で快適に移動できます。

  • 海外から来る場合は細身のプラグアダプターを準備する。日本のコンセント形状に対応できます。

海外では日本の新幹線と同じような高速鉄道が多く整備されているので、日本で新幹線に慣れ親しんでいる方は、海外旅行でも高速鉄道を使うとより快適に旅行を楽しめます。

特に海外旅行中は、リアルタイムの時刻表の確認やコンセントの有無、予約の確認やチケットの表示などで、スマートフォンの使用は必須となります。そこでおすすめしたいのが、旅行中のインターネット接続を支えてくれる、Saily(セイリー)eSIMアプリです。

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