
Apple Musicのデータ通信量を調査!どのくらい消費する?節約方法と比較ガイド
Apple Musicは、1億曲以上を高音質で楽しめる人気の音楽ストリーミングサービスです。プレイリストの自動提案や精度の高いレコメンド機能、そしてロスレスやハイレゾ音源への対応など、音質にこだわるユーザーからも高い支持を得ています。しかし、高音質でモバイル通信を利用して再生すると、データ通信量が気になることもあります。本記事では、Apple Musicはどのくらいギガを使うのか、Apple Musicの音質別ストリーミング通信量の目安や、月3GBプランで聴ける時間の計算例、データ使用量の確認方法、通信量が増える主な原因、Apple Musicの通信量をかからないようにするための具体的な設定方法、さらに他社サービスとの比較までを詳しく解説します。

目次
Apple Musicのデータ通信量はどのくらい?
Apple Musicのデータ量・ギガ消費量は、主に音質設定と再生時間によって大きく変わります。同じ曲を再生する場合でも、設定している音質が「低音質」か「高音質」か、「ロスレス」か「ハイレゾ・ロスレス」かによって、データの消費量が何倍にも違ってきます。
たとえば、標準の「高音質(256kbps)」モードで1時間音楽を聴くと約300MBを消費しますが、ロスレスやハイレゾ・ロスレス設定にすると、1時間で1GB〜4GBものギガを消費することもあります。
Apple Musicには複数の音質オプションがあります。利用する環境や目的に合わせて自由に切り替えることができ、外出中は「高効率モード」などの軽量設定でストリーミングを行い、Wi-Fi環境下では高音質設定で楽しむ、といった使い分けも可能です。
以下の表では、一般的な1曲(3〜4分)および1時間あたりのデータ通信量の目安を示しています。旅行先や外出時の通信プランを考える際の参考にしてみてください。
音質設定 | 音質の特徴 | 1曲(3〜4分)あたりの通信量 | 1時間あたりの通信量 | 利用シーン |
|---|---|---|---|---|
低音質(128 kbps) | データ節約重視。音質は低め。 | 約5MB | 約150MB | 通勤・通学中など |
高音質(256 kbps AAC) | 標準設定。音質と通信量のバランスが良い。 | 約10MB | 約300MB | 一般的なモバイル再生に最適 |
ロスレス(16bit / 44.1kHz) | CDと同等の高音質。 | 約36MB | 約1.1GB | Wi-Fi環境下での再生におすすめ |
ハイレゾ・ロスレス(24bit / 192kHz) | スタジオ音源レベルの超高音質。 | 約145MB | 約4.5GB | 高品質オーディオ機器利用時など |
モバイルデータ通信で利用する場合は、環境に応じて適切な設定を選ぶことが、データ節約の第一歩です。
Apple Musicは1時間で何GB使う?
Apple Musicの標準音質(256kbps AAC)でストリーミング再生をした場合、1時間あたり約300MBのデータを消費します。たとえば、通勤や通学の行き帰りで1日2時間ほど再生すると、5日間で約3GBを消費してしまいます。旅行中など、Wi-Fiがない環境で長時間音楽を聴いていると、数日でデータ通信量が一気に減ってしまうケースも珍しくありません。また、Apple Musicでは曲と一緒にアルバムアートやメタデータ(曲情報)も読み込まれるため、音声データだけでなく、これらの要素も通信量に加算されます。
Apple Musicをモバイルデータで1時間以上聴く習慣がある場合は、音質を「高効率モード」に変更する、自宅でプレイリストをあらかじめダウンロードしておく、Wi-Fi接続中のみストリーミングを許可するといった対策をとることで、通信量の無駄を防ぐことができます。
旅行や出張中など、限られたデータプランを使っているときは、「1時間=約0.3GB」という目安を意識しておくと安心です。
3GBプランでApple Musicはどれくらい聴ける?
Apple Musicをモバイルデータ通信で利用した場合に、3GBプランで再生可能な時間を計算してみましょう。
低音質(128kbps)の場合、約20時間
標準音質(256kbps AAC)の場合、約10時間
ロスレス(16bit / 44.1kHz)の場合、約2から3時間
ハイレゾ・ロスレス(24bit / 192kHz)の場合、約40分
3GBのプランでは、低音質での利用が現実的です。また、旅行中なども標準音質以上の音楽を楽しみたい場合は、大きめ容量のデータ通信プランを用意することや、Wi-Fi環境でダウンロードしておくことをおすすめします。
Apple Musicの通信量を確認する方法
Apple Musicアプリ自体にはデータ使用量を直接表示する機能はありませんが、iPhoneやiPadの「設定」アプリから簡単に確認できます。
iPhoneでApple Musicのデータ通信量を確認する手順
設定アプリを開く
モバイル通信(またはモバイルデータ通信)をタップする
下にスクロールしてアプリ一覧の中から「ミュージック」または「Apple Music」を探す
右側に表示されている数値が、モバイルデータ通信で使用した通信量です
この数値は、「統計情報をリセット」してからの累計通信量を示しています。そのため、データプランが更新される日などにリセットしておくと、その月のApple Musicの使用ギガ数をより正確に把握できます。
Apple Musicの通信量が多くなる・異常に増える原因
「いつの間にかギガがなくなっていた」「音楽をそんなに聴いていないのに通信量が増えている」そんな経験はありませんか?Apple Musicは便利な反面、設定や利用環境によっては想定以上にデータを使ってしまうことがあります。ここでは、通信量が多くなる主な原因をと、Apple Musicでギガを使わない方法をご紹介します。
1. 高音質(ロスレス・ハイレゾ)設定で再生している
Apple Musicでは、「ロスレス」や「ハイレゾ・ロスレス」といった高音質設定を選ぶことができますが、上記の表の通り、これらのモードは非常に多くのデータ通信量を消費します。
標準音質(256kbps)では約300MB/1時間
ロスレスでは約1.1GB/1時間
ハイレゾ・ロスレスでは約4.5GB/1時間
高音質ほど音の臨場感や解像度が増す一方で、通信量は数倍から十数倍に膨らみます。モバイルデータ通信中にこの設定を使用していると、わずか数時間で数GBを使い切ってしまうこともあります。外出時にApple Musicでギガを使わないようにするためには、下記の設定をしましょう。
対処方法
モバイル通信でのデータ使用量を抑えるには、再生音質を「高効率モード」に変更しましょう。この設定を行うことで、通信量を最大50%以上削減できます。
設定手順(iPhone / iPadの場合):
設定アプリを開く
ミュージックをタップ
オーディオの品質(Audio Quality)を選択
「モバイルデータ通信時の再生音質」を高効率に変更
モバイル通信中は低ビットレート(約128kbps)で再生されるようになります。音質はやや軽くなりますが、外出先でも通信量を大幅に節約できます。
2. バックグラウンドでの自動ダウンロード・同期
Apple Musicには「自動ダウンロード」や「ライブラリ同期(iCloudミュージックライブラリ)」といった機能があります。これらをオンにしていると、新しく追加した曲やアルバムが自動的にデバイスへダウンロードされます。とても便利な機能ですが、モバイルデータ通信中に行われると、ユーザーが気づかないうちに大量のデータを消費してしまうことがあります。特に、プレイリストを頻繁に更新している人や、複数のデバイスで同じApple IDを使用している場合は注意が必要です。Wi-Fi以外の環境で自動的に曲が保存されないように設定しましょう。
設定手順(iPhone / iPadの場合):
設定アプリを開く
ミュージックをタップ
下へスクロールして「自動ダウンロード」をオフにする
この設定をオフにすると、Apple Musicの自動ダウンロードでギガが大量に消費されることがなくなります。なお、Apple Musicでダウンロード済みの曲を再生する際の通信量はゼロです。
3. ミュージックビデオの再生
Apple Musicでは、通常の音楽ストリーミング以外に、ミュージックビデオも視聴できます。音声のみのストリーミングが1時間あたり300MB程度であるのに対し、ミュージックビデオは1曲で100〜200MB、1時間では最大1GB以上になることもあります。
4. プレイリストやアルバムの自動更新
Apple Musicの「パーソナルミックス」や「For You」などの自動生成プレイリストは、定期的に楽曲情報を更新する際にデータ通信を行います。特にオフライン用にダウンロードしているプレイリストを自動更新している場合、その都度バックグラウンドで曲データを再取得するため、通信量が増えることがあります。
5. iCloudミュージックライブラリの同期
iCloudミュージックライブラリは便利な機能ですが、複数のデバイス(iPhone・iPad・Macなど)で同じApple IDを使用している場合、曲やアルバムが自動的に同期されます。そのため、気がつかないうちに大容量のデータが転送されることがあります。
6. 通信環境の不安定さによる再取得(リトライ)
電波が弱い場所や、通信が途切れがちな環境では、再生中のデータがうまく読み込まれずに同じデータを再取得(リトライ)することがあります。これが積み重なると、意図せず通信量が増えてしまいます。
Apple Musicの通信量を節約する方法
Apple Musicでは、設定次第で通信量を50%以上節約することが可能です。音質・再生環境・ダウンロード設定を工夫することで、データを効率的に使いながら音楽を楽しめます。ここでは、具体的な節約テクニックをひとつずつ紹介します。
音質を下げる
Apple Musicの通信量は、音質設定によって大きく変わります。「高音質」や「ロスレス」に設定していると、音がクリアになる代わりにデータ消費が激しくなります。モバイル通信時には「高効率」モードに変更しておくのがもっとも簡単で確実な節約方法です。
設定手順
設定アプリを開く
ミュージックを選択
オーディオの品質(Audio Quality)をタップ
「モバイルデータ通信時の再生音質」を「高効率」に変更
「高効率」に設定すると、標準の256kbps(約300MB/時)の通信量が128kbps(約150MB/時)まで減少します。音質は少し落ちますが、通勤・通学など外出先ではほとんど気になりません。特にBluetoothイヤホン利用時は、圧縮の影響で高音質の差が出にくいため、「高効率」で十分です。
Wi-Fi環境を積極的に活用する
モバイルデータ通信を節約する基本は、できるだけWi-Fiを使うことです。自宅・ホテル・カフェ・空港など、安定したWi-Fi環境を活用すれば、データ通信量をほぼゼロに抑えながらApple Musicを楽しめます。
設定手順
設定 > モバイル通信を開く
下にスクロールして「Apple Music」を探す
オフにする
これで、Wi-Fi接続時のみ再生・ダウンロードができるようになります。特に海外旅行中や出張中など、データ使用量が気になる時は、この設定を忘れないようにしましょう。
モバイル通信でのストリーミングを完全にオフにする
「モバイル通信では絶対にデータを使いたくない」という場合は、Apple Musicのモバイルストリーミング自体を無効にしておきましょう。
設定手順
設定アプリを開く
ミュージックを選択
モバイルデータ通信を開く
ストリーミングとダウンロードを両方オフにする
このように設定しておくことで、モバイルデータ通信時には、誤って大量のデータ消費をしてしまうことを防げます。
音楽を事前にダウンロードしてオフライン再生する
データは消費したくないけれど、外出時や旅行時も音楽を楽しみたい場合は、Wi-Fi接続時に音楽をダウンロードしておきましょう。オフライン再生が可能になります。
ダウンロード手順:
Apple Musicアプリを開く
聴きたいアルバム・プレイリスト・楽曲を選択
曲名の右側にある「+」または「…」アイコンをタップ
「ダウンロード」を選択
ダウンロード完了後、曲名の右にチェックマークが表示されます。
これで、インターネットがない環境でも再生できます。
オフライン再生では、通信量が一切発生しません。また、機内モードやトンネル内、離島、山間部など通信が不安定な場所でも安心して利用できます。ダウンロード済みの曲は、アプリ下部の「ライブラリ」> 「ダウンロード済み」から一覧表示できます。
「Apple Musicはオフラインでも聴けるのか?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。実際、Apple Musicでは、一度ダウンロードした楽曲は、インターネットがなくても再生可能です。
Apple Musicと他の音楽ストリーミングサービスの通信量比較
Apple Musicは音質の高さに定評がありますが、「他の音楽配信サービスと比べてどのくらいデータを使うのか?」が気になる方も多いでしょう。ここでは、主要な音楽ストリーミングサービス5社(Apple Music、Amazon Music Unlimited、Spotify、LINE MUSIC、YouTube)について、標準音質で1分・1時間あたりにどれくらいのデータを消費するかを比較します。
比較の前提条件として、すべて「標準的なストリーミング音質(約160〜256kbps)」を基準にしています。曲の長さや圧縮形式により多少の誤差はありますが、日常的な利用の目安として参考にしてください。
サービス名 | 音質設定(標準) | 1分あたりの通信量 | 1時間あたりの通信量(目安) |
|---|---|---|---|
Apple Music | 256kbps(AAC) | 約5MB | 約300MB |
Amazon Music Unlimited | 256kbps(AAC) | 約5MB | 約300MB |
Spotify | 160kbps(Ogg Vorbis) | 約2.4MB | 約144MB |
LINE MUSIC | 192kbps(AAC) | 約3MB | 約180MB |
YouTube(音声のみ) | 約128kbps(音声ストリーム) | 約1.8MB | 約108MB |
Apple MusicとAmazon Music Unlimitedはほぼ同じ通信量を消費します。どちらも高音質(256kbps)設定が標準のため、1時間あたり約300MBが目安です。一方、YouTube通信量やLINE MUSIC通信量、Spotify通信量はどうでしょうか?LINE MUSIC、YouTube Musicは音質設定がやや軽く、通信量もApple Musicの約半分〜3分の1程度に抑えられています。ただし、Apple Musicはロスレス・ハイレゾ音質にも対応しており、Wi-Fi環境や大容量データプランを利用しているユーザーには、音質面での満足度が非常に高いのが特徴です。
Apple Musicのデータ通信量まとめ
Apple Musicは高音質で豊富な楽曲を楽しめる反面、設定によっては想像以上にデータを消費します。通信量を節約しながら快適に使うには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
標準音質(256kbps)で1時間あたり約300MBを消費
ロスレス・ハイレゾ設定では1〜4GB/時と大幅に増加
通信量を抑えるには「高効率モード」や「オフライン再生」を活用
Wi-Fi環境を利用し、モバイル通信でのストリーミングを制限
毎月のデータ使用量を確認し、設定を見直すことが重要
これらの工夫を組み合わせることで、通信制限を気にせずApple Musicを楽しむことができます。しかし、旅行中や外出先でWi-Fiがない環境では、データ通信の確保が欠かせません。そんなときにおすすめなのが、SailyのeSIMです。
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元デジタルノマドのNozomiは、7カ国を旅しながら暮らした経験を持ちます。どの国でも居心地よく過ごせたそうです。世界市民として、そして何よりも生まれながらの大阪人として「よりお得に、より良いものを見つける」を旅のモットーとしている彼女は、 情報を見つけることに長け、旅行中はeSIMを通してプロのようにウェブでリサーチを行います。
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