ベトナムで使えるポケットWi-Fiとは?
ポケットWi-Fiとは、携帯電話の通信回線を利用してインターネットに接続する、持ち運び可能な小型のWi-Fiルーターです。モバイルWi-Fiとも呼ばれています。
使い方は簡単で、ポケットWi-Fiの電源を入れ、スマートフォンやパソコンなどのデバイスをWi-Fiに接続するだけです。
1台のルーターで複数のデバイスを同時に接続できるため、家族旅行や友人同士のグループ旅行にも適しています。
ベトナムのホーチミン空港でポケットWi-Fiを入手する方法
ベトナムに到着したら、すぐにインターネットを使えるようにしておくと便利です。特に空港では、ホテルまでの移動手段を調べたり、配車アプリを利用したりする際にインターネットが役立ちます。
ポケットWi-Fiを利用する場合は、日本を出発する前にレンタルして持参する方法と、現地の空港で受け取る方法があります。
ホーチミンのタンソンニャット国際空港でポケットWi-Fiを入手するには、主に次のような方法があります。
オンラインで事前予約する
ポケットWi-Fiは、KlookやTravelWifiなどのサービスを通じてオンラインで予約できます。事前に予約しておけば、料金やデータ通信量、レンタル期間を比較したうえで、自分に合ったプランを選べます。
サービスによっては、空港で直接受け取れるプランが用意されていたり、ホテルまで配送してくれたりする場合もあります。オンライン予約のメリットは、現地に到着する前に料金やデータ通信量の上限を確認し、自分に合ったプランを選べることです。
空港のカウンターで入手する
タンソンニャット国際空港に到着すると、Viettel、MobiFone、VinaPhoneなど、ベトナムの主要モバイル通信キャリアのカウンターがあります。これらのカウンターは通常、国際線・国内線ターミナルの到着ロビーに設置されています。
現地のモバイル通信キャリアが提供するサービスのため、事前にオンライン予約するサービスよりも安く利用できる場合があります。また、旅行の準備を直前までしていなかった場合にも便利です。
ベトナムでポケットWi-Fiを利用するメリット
ベトナム旅行でポケットWi-Fiを利用する主なメリットは、次の3つです。
複数のデバイスでインターネットを共有できる家族やグループで旅行する場合、ポケットWi-Fiは便利な通信手段です。1台のポケットWi-Fiを共有すれば、それぞれのスマートフォンやタブレットをインターネットに接続できます。
複数の国で利用できるプランがある多くのポケットWi-Fiは、複数の国で利用できます。例えば、ヨーロッパや東南アジアなど、1回の旅行で複数の国を訪れる場合でも、国ごとに別のSIMカードを購入する必要がありません。
手軽に利用できるポケットWi-Fiを利用すれば、スマートフォンのSIMカードを交換したり、設定を細かく変更したり、携帯電話の料金プランを変更したりする必要がありません。また、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンなど、Wi-Fiに対応しているデバイスであれば接続できます。
ベトナムでポケットWi-Fiを利用するデメリット
ポケットWi-Fiは便利な一方で、旅行中に不便を感じることもあります。レンタル前に、次のデメリットを確認しておきましょう。
レンタル料金が高くなる場合があるポケットWi-Fiのレンタル料金は、現地のベトナムのSIMカードを購入する場合よりも高くなることがあります。
データ通信量に制限がある多くのポケットWi-Fiプランには、データ通信量の上限が設定されています。データ通信量を使いすぎると、追加料金が発生する場合があります。さらに、通信量の上限を超えた場合、インターネットに接続できなくなる可能性もあります。
バッテリーの充電が必要になるポケットWi-Fiはバッテリーで動作するため、定期的な充電が必要です。機種によっては、バッテリーの持続時間が6〜10時間程度のものもあります。旅行中は、いつでも簡単にコンセントを見つけられるとは限らないため注意が必要です。
地方や山間部では電波が弱くなる場合があるポケットWi-Fiは、地方や山間部など、一部の地域で電波が弱くなったり、通信が不安定になったりする場合があります。
デバイスの受け取りや返却に手間がかかるポケットWi-Fiをレンタルする場合は、デバイスの受け取りと返却の両方を手配する必要があります。
追加料金が発生する場合があるデバイスを紛失したり破損したりすると、交換費用を請求される場合があります。また、返却が遅れた場合に追加料金を請求する会社もあります。
通信速度が遅くなる場合があるポケットWi-Fiは、現地のSIMカードやeSIMを利用する場合よりも、通信速度が遅くなることがあります。現地の通信ネットワークを利用するSIMカードやeSIMのほうが、高速な通信を利用できる場合があります。
ベトナムのポケットWi-Fiのレンタル料金を比較
ベトナムでポケットWi-Fiを提供している会社はいくつかありますが、料金やサービス内容はそれぞれ異なります。
KlookのポケットWi-Fi
料金:商品や予約条件によって異なる
主な特徴
なお、同じ商品の掲載情報には3Gと4Gの表記が混在しているため、予約前に通信規格や提供状況を確認しましょう。
TravelWifiのポケットWi-Fi
料金:利用する国やプランによって異なる
主な特徴
4G LTE通信に対応(高速データ通信量には上限あり)
最大5台のデバイスを同時に接続可能
ベトナムを含む130以上の国・地域で利用可能(対応国はプランによって異なる)
出発前の自宅や渡航先への配送に対応(配送可能な地域は要確認)
バッテリー持続時間は最大8時間(使用状況による)
※レンタルプランでは、1日の高速データ通信量を使い切ると通信速度が256kbpsに制限されます。ベトナム国内のホテルや空港での受け取りについては、予約前に対応状況を確認しましょう。
ViettelのSIMカードを利用するポケットWi-Fi
料金:通信プランや使用するルーターによって異なる
主な特徴
Viettelのモバイル通信回線を利用
対応するWi-Fiルーターで複数のデバイスを接続可能
データ通信量や利用期間に応じたプランを選択可能
ホーチミンのタンソンニャット国際空港で旅行者向けSIMカードを購入可能
バッテリー持続時間は使用するルーターによって異なる
※こちらはViettelが提供するポケットWi-Fiのレンタルサービスではなく、ViettelのSIMカードと対応するWi-Fiルーターを組み合わせて利用する方法です。ルーターは別途用意する必要があり、SIMカードや通信プランがルーターに対応しているか、事前に確認しましょう。
Rent ’n ConnectのポケットWi-Fi
料金:1日5.99ユーロ〜(約1,060円)
主な特徴
ベトナム国内の空港やホテルでの受け取りを希望する場合は、予約前に対応状況を確認しましょう。
ベトナムのポケットWi-Fi料金比較表
サービス | 料金の目安 | データ通信量 | 同時接続台数 | バッテリー持続時間 | 受け取り・返却方法 |
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Klook | 商品・予約条件による | データ無制限(3G・4Gの表記が混在) | 最大8台の商品あり | 最大6時間の商品あり | ホーチミン、ハノイ、ダナン、ホイアンの対象ホテルで受け取り・返却 |
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TravelWifi | 渡航先・プランによる | 4G LTE、高速通信容量を超えると速度制限あり | 最大5台 | 最大8時間 | 配送に対応。空港での受け取りは一部地域のみ。返却方法は要確認 |
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ViettelのSIMカード+対応ルーター | 通信プラン・デバイスによる | 契約プランによる | デバイスによる | デバイスによる | 空港でSIMカードを購入可能。ルーターは別途用意 |
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Rent ’n Connect | 1日5.99ユーロ〜(約1,060円) | 4G、無制限(公正利用規定あり) | 最大5台 | 約5時間 | 予約条件による(ベトナム国内での受け取り・返却は要確認) |
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※料金やデバイスの仕様は、各社の公式サイトに掲載された情報をもとにしています。日本円の金額は参考換算額です。商品・プランによって料金や利用条件が異なり、ViettelについてはSIMカードと対応ルーターを組み合わせる方法を紹介しています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
SailyのeSIMはポケットWi-Fiデバイスではありませんが、ベトナム旅行中にインターネットを利用したい一人旅やカップルの旅行者にとって便利です。
ポケットWi-Fiとは異なり、専用デバイスをレンタル・返却する必要がなく、ルーターのバッテリー残量を気にする手間もありません。
ベトナムでポケットWi-Fi以外にインターネットを使う方法
プリペイドSIMカードやSailyなどのeSIMを利用すれば、ポケットWi-Fiよりも費用を抑えながら、安定した通信サービスを利用できる場合があります。
Sailyのベトナム向けeSIMプランは、1GBあたり3.99米ドル(約630円)から利用でき、データ通信量が無制限のプランも用意されています。また、デバイスをレンタルしたり返却したりする必要もありません。
ベトナムのプリペイドSIMカード
ベトナムでは、Viettel、MobiFone、VinaPhoneなどの主要モバイル通信キャリアが、データ通信・通話・SMSを利用できるプリペイドSIMカードを提供しています。これらのSIMカードは、空港、コンビニエンスストア、携帯電話販売店などで購入できます。
利用するには、購入したSIMカードに対応するSIMロックのないスマートフォンが必要です。また、ベトナム向けのプリペイド式SIMカードを利用する場合は、日本で使っているモバイル通信キャリアのSIMカードを一度差し替える必要があります。
料金はデータ通信プランによって異なりますが、5〜15米ドル(約790〜2,370円)程度が目安です。例えば、30日間で5〜10GBのデータ通信を利用できるSIMカードは、約7〜10米ドル(約1,110〜1,580円)が相場です。
ただし、実際の料金はモバイル通信キャリアやプランによって異なるので、購入前に各社の最新料金を確認しましょう。
また、SIMカードを選ぶ際は、料金だけでなく通信エリアも重要なポイントです。Viettel、MobiFone、VinaPhoneはいずれも都市部では安定した通信エリアを提供していますが、地方や遠隔地では電波がやや弱くなる場合があります。
ベトナムだけでなく、東南アジアの複数の国を周遊する予定がある場合は、複数の国で利用できるアジア向けのSIMカードを検討するのもよいでしょう。
ベトナムの公共Wi-Fi
ベトナムでは、ホテルやカフェ、レストラン、空港など、さまざまな場所で公共Wi-Fiを利用できます。公共Wi-Fiを使えば通信費を節約できますが、旅行中の通信手段を公共Wi-Fiだけに頼るのはおすすめできません。まず、利用者が多い場所では通信速度が遅くなる場合があります。
また、Wi-Fiを利用できる場所が限られていることもデメリットの一つです。例えば、地方でバスの時刻表や移動ルートを調べたいときに、近くに公共Wi-Fiスポットが見つからない場合があります。電車やバスなどの公共交通機関でも、必ずWi-Fiを利用できるとは限りません。
さらに、公共Wi-Fiを利用する際は、セキュリティ面にも注意が必要です。安全性が十分に確保されていないWi-Fiや、正規のアクセスポイントを装った偽のネットワークに接続すると、個人情報などが漏えいするおそれがあります。
SailyのeSIMには、悪意のあるWebサイトやトラッカーから利用者を保護するセキュリティ機能が備わっています。そのため、旅行中も別のセキュリティアプリをインストールすることなく、より安全にインターネットを利用できます。
ベトナム旅行にはeSIMもおすすめ
ポケットWi-Fiや現地のSIMカードに代わる便利な通信手段として、eSIMもおすすめです。スマートフォンにeSIMをインストールしておけば、より簡単に、かつお手頃価格でベトナム旅行中にインターネットを利用できます。
eSIMは、スマートフォンに内蔵されたデジタルSIMを利用して、モバイル通信を行う仕組みです。eSIM対応のスマートフォンであれば、SIMカードを差し替えることなく、通信プランを追加できます。
ベトナム向けのeSIMを利用すれば、現地のモバイルネットワークに接続してインターネットを利用できます。通信速度やデータ容量は、契約するプランや利用するネットワークによって異なります。
また、eSIMであればポケットWi-Fiのようにデバイスを返却する必要がありません。旅行が終わったら、普段利用している通信回線に切り替えるだけのため、より手軽に利用できます。
Sailyのベトナム向けeSIMは、日本を出発する前にアプリからデータプランを購入できます。事前にeSIMのインストールと設定を済ませておけば、ベトナム到着後、現地の対応ネットワークに接続して利用を開始できます。空港でSIMカードを購入するためにカウンターへ立ち寄る必要もありません。
ベトナム旅行におすすめの時期もチェックしながら旅行の準備を進め、出発前にeSIMを設定しておきましょう。到着後もスムーズにインターネットを利用でき、快適に旅行を楽しめます。
ベトナム旅行にポケットWi-Fiは本当に必要?
グループ旅行で多くのデバイスをインターネットに接続するのであればポケットWi-Fiも便利ですが、eSIMをダウンロードすれば、より手軽に、お手頃価格で快適な通信サービスを利用できます。
Sailyは、現地のモバイル通信キャリアのネットワークを利用したデータ通信に対応しており、24時間365日のライブチャットサポートや、悪意のあるWebサイトをブロックするセキュリティ機能なども提供しています。旅行先で手軽にインターネットへ接続したい方にとって、SailyのeSIMは非常に便利です。