Spotifyはどのくらいのギガを使うのか?モバイルデータ使用量は気にするべき?
Spotify(スポティファイ)は、若者を中心に大人気の音楽視聴サービスで、サブスクリプション契約を結んで月額料金を支払うだけで、様々なジャンルの音楽が聴き放題。しかし、多くの人が気にするのは、Spotifyで音楽を聴く際にギガをどれくらい消費するのかという点ではないでしょうか?今回は、Spotifyのモバイルデータ使用量について詳しくご紹介します。
Spotifyで使うギガの量は?
Spotifyは、オンライン上で洋楽、邦楽ともに何万もの曲やポッドキャストのように番組を自由に聴くことができる、多くのユーザーを抱える音楽視聴サービスとして知られていますが、パケット通信料はどれほどかかるか、またはどのくらいのモバイルデータやギガを使うのか、ご存知でしょうか?こちらでは、Spotifyのモバイルデータ量について紹介します。
状況 | 低音質 | 標準音質 | 高音質 | 最高音質 |
---|---|---|---|---|
10分 | 1.8MB | 7.2MB | 12MB | 24MB |
1時間 | 10MB | 45MB | 75MB | 150MB |
8時間 | 90MB | 350MB | 600MB | 1,200MB |
1か月 | 500MB | 1,900MB | 3,200MB | 6,400MB |
Spotifyでは、基本的に音楽を聴く際の音質によって、消費するデータ使用量が大きく異なります。まず、Spotifyのアプリを使って標準音質で音楽を一時間聴いた場合、およそ45MBのモバイルデータが使用されます。
しかし、自分が好きな曲は高音質で思う存分聴きたいものですよね?そうすると、10分ごとに約12MB、または1時間あたり約75MBを使用することで、高音質での視聴が実現できます。さらに、有料版に加入している場合は、より質の高い最高音質で聴くことが可能ですが、データ使用量は1時間で150MB になり、これはかなりの量といえます。反対に、Spotifyの曲を低音質で聴く場合は、30分あたりわずか5MB、1時間あたり10MBほどしかギガを使用せず、2時間でも20MBほどです。
また、Spotifyは様々な場面によって音質の使い分けができます。例えば、自宅でのリモートワーク中のBGMや外でランニングしながら聴く音楽などは、つい長時間流しっぱなしになりがちですよね。そんな場合、データ使用量を使いすぎて通信制限されてしまう恐れがあるので、あらかじめ音質を低く設定しておくのがポイントです!
そしてこれは余談ですが、車の中でSpotifyを聴く際、電波が弱い場所にいる時間が長いと、ギガが余分に消費される可能性があることをご存知でしたか?そんな時は、無駄にデータ使わないためにも、音質を低く設定しておきましょう。
Spotifyのモバイルデータ使用量を確認する方法
上記でも紹介した通り、Spotifyを快適に利用するためにはモバイルデータ使用量を常に把握しておくことが重要です。こちらでは、日本でも多くのユーザーが使用しているiPhoneとAndroid端末の両方でSpotifyアプリを使用した際のモバイルデータ使用量を確認する方法を紹介します。
iPhoneの場合
トップ画面から設定>モバイル通信の順にタップします。
下にスクロールし、Spotifyを見つけます。
Spotifyの下に表示されているのが現在までのデータの合計使用量です。
Android端末の場合
設定>アプリの順に移動します。
Spotifyを選択し、タップします。
使用量をタップするとデータ使用量を確認することができます。
Spotifyの1曲あたりのデータ使用量は?
Spotifyでは、様々なジャンルの音楽を聴くことができますが、気になるのは1曲あたりどれくらいのギガを使うかという点ではないでしょうか。こちらではSpotifyで聴くことができる1曲あたりのデータ使用量について解説します。
Spotifyで視聴できる曲が1曲5分の場合、モバイルデータ量はそれぞれ、低音質(24kbps)で約1MB、標準音質(96kbps)は約4MB、高音質(160kbps)は約6MB、最高音質(320kbps)では約12MBほど消費します。この計算の場合、1GBで再生できる曲数の目安は、標準音質で約250曲、1ヶ月(30日)あたりで計算すると、1日約8曲も聴くことができます。
ただし、スマートフォンの契約プランによっては、Spotifyで高音質で聴き続けた場合、あっという間に通信量を使用してしまい、通信が制限されてしまう危険もあるので注意しましょう。
Spotifyを使用する際にモバイルデータを節約する方法
今回、Spotifyをストレスなく快適に使用するためには、モバイルデータ(ギガ数)の節約が必要不可欠ということがわかりました。最後に、Spotifyでギガもしくはモバイルデータを上手に節約する方法をいくつか紹介します。
音質を下げる
Spotifyで音楽を聴く際の音質を下げることで、ギガ数を節約することができます。しかし、好きなアーティストの曲を我慢して低音質で聴く必要はありません。普段は低音質にしておき、高音質で聴きたい曲だけ設定を変更するなど、状況によって音質を使い分けることが重要といえるでしょう。
データ節約モードを利用する
Spotifyにはデータ節約モードという機能があるのを知っていますか?このモードをオンにすることで、Sporifyのアプリを起動中に表示される画像を減らし、音質を下げるので、無駄なギガの使用が減り、毎月使用できるデータ量を確保することができるというメリットがあります。さらに、Spotifyで使うギガを極限まで減らしたい方は、再生中に表示されるCanvasと呼ばれるループ動画を無効にしてみましょう。
ダウンロード、オフライン再生を使用する
Spotifyの無料版では容量が限られていますが、有料会員はYouTubeと同じように曲をデバイスにダウンロードすることが可能なので、ギガ消費量を気にすることなく済みます。あらかじめ音楽をダウンロードしておけば、Wi-Fiなしのオフラインの状態でもギガを気にすることなく、Spotifyの曲をバックグラウンド再生で外出先でも聴くことができ、かつモバイルデータ使用量の節約にもなります。
Wi-Fiを使用する
Spotify通信料とモバイル通信量を節約するためには、Wi-Fiを利用しない手はありません。ただ、カフェや駅などの公共のフリーWi-Fiは、セキュリティ面が脆弱な場合が多く、接続することでマルウェアに感染したり、スマホ内にある金融情報や個人情報などを盗み取られてしまう危険があるので要注意です!どうしても公共のフリーWi-Fiを使用したい場合は、VPNに接続することで、通信データが暗号化され安全性が保たれます。特にNordVPNが提供している、VPNをはじめとする各オンラインサービスは、セキュリティ面がより強固ということで知られており、安全性が高まり、かつSpotify通信料の節約にもなります。
海外旅行でSpotifyを使用する場合はSailyが最適
Sailyは世界的なVPNブランドであるNordVPNを開発したNord Securityが提供している優れたeSIMサービスで、世界180もの国・地域で利用可能です。海外旅行中にSpotifyで音楽が聴きたいけれど、ローミング料金が気になるという方にとって、Sailyは最適なサービスです。Sailyは、国毎にeSIM料金プランを提供しており、海外旅行の際にSailyを利用することで、無駄なローミング料金を回避することができます。
また、eSIMなので紛失する心配もなく、空港で長蛇の列に並んで現地のプリペイドSIMカードを買うという手間がなくなるのも大きなメリットです。さらに、Sailyがあることで、海外出張中にセキュリティ面が脆弱な現地のフリーWi-Fiを使用する必要もありません。特にフリーランサーなど複数の国を移動してリモートワークするユーザーには最適な通信ツールです。
その他利用可能: Español
Ksenijaは食を愛する冒険家で、新たな文化には食事を通して触れるのが一番だと信じています。アメリカの感謝祭の七面鳥から アイスランドのハカールまで、信頼できるeSIMと共に食をめぐる旅をしています。自分の味覚が導くままに、世界中のおいしい料理をシェアしながら自身の美食の旅を必ず記録する彼は、 世界のどこに行っても常にインターネット接続を確保し、次に味わいたい料理を見つける準備を万端にしています。