タイでポケットWi-Fiが使える仕組み
ポケットWi-Fiとは、持ち運べる小型のWi-Fiルーターです。仕組みは自宅のWi-Fiとほぼ同じですが、カバンに入れて持ち歩けるのが特徴です。
タイでポケットWi-Fiをレンタルすると、端末がAISやTrueなど現地の通信会社の回線につながります。そして、スマートフォンやパソコン向けにWi-Fiの電波を飛ばしてくれます。
1台で5〜10台の端末を同時につなげるので、家族やグループでのタイ旅行に向いています。使い方も簡単で、電源を入れて付属のパスワードを入力すればすぐに使えます。
タイでポケットWi-Fiをレンタルする方法
タイ向けのポケットWi-Fiは、主に次の4つの方法でレンタルできます。どれが合うかは、旅の日程と、手間とお金のどちらを優先するかで変わります。
日本でレンタルして持っていく
日本の空港で受け取り、そのままタイに持っていく方法です。イモトのWi-FiやグローバルWi-Fiなどの日本の会社なら、日本語で申し込めるうえ、困ったときも日本語でサポートを受けられます。料金はプランによって変わり、1日あたり数百円〜2,000円台が目安です。帰国後は空港の返却カウンターか、郵送で返却します。
現地業者をオンラインで事前予約する
オンラインで事前に予約すると、条件の良いプランを選びやすく、料金も安くなりやすいです。口コミを確認してから申し込めるのもメリットです。年末年始などの繁忙期には、空港カウンターで在庫が足りなくなることもあるため、事前に確保しておくと安心です。
受け取り方法は、ホテルへの配送(多くは無料)か、タイ国内の空港でのピックアップから選べるのが一般的です。
スワンナプーム、ドンムアン、プーケットの空港で借りる
タイの主要な国際空港には、Wi-Fiレンタルのカウンターが複数あります。
スワンナプーム国際空港(BKK):メインターミナルの2階と4階、到着ゲートの近く
ドンムアン空港(DMK):両方のターミナルにカウンターあり
プーケット国際空港(HKT):国際線ターミナルの1階
空港の無料Wi-Fiは混雑して遅いことも多いため、到着してすぐにインターネットを使いたい人には便利な選択肢です。
ただし、空港でのレンタルは事前予約より割高になることがあります。また、12月の観光シーズンや、4月のタイ正月(ソンクラーン)の時期には、人気の端末が品切れになることもあります。
ホテルで借りる
バンコク、プーケット、チェンマイの一部のホテルでは、Wi-Fi業者と提携してフロントでポケットWi-Fiを貸し出しています。事前予約をし忘れたときや、空港の混雑を避けたいときに便利です。
ただし、ホテルでのレンタルは料金が最も高くなりやすく、用意されている台数も少なめです。夜遅くにチェックインすると、すでに貸し出し済みということもあります。
タイのポケットWi-Fiおすすめ業者と料金比較
タイは、ほかの人気旅行先に比べるとポケットWi-Fiの業者が多くありません。それでも、選べる会社はいくつかあります。主な現地業者のサービスと料金を比べてみましょう。
業者 | 1日あたりの料金 | データ容量 | 受け取り場所 |
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MUAYTHAI Wi-Fi | 約400円(7日間パックの場合) | 無制限(4G/5G) | BKK空港、DMK空港、バンコクSamuraiオフィス、セントラルワールド |
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Klook Wi-Fi | 約710円 | 無制限(4G) | BKK空港、DMK空港、HKT空港 |
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Phuket Pocket Wi-Fi | 約620円(最低3泊から) | 無制限(4G) | HKT空港、ホテル配送 |
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ThaiSims Pocket | 約620円 | 無制限(4G) | ホテル配送、BKK空港 |
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SmileWi-Fi | 約690円 | 無制限(4G) | BKK空港、DMK空港、HKT空港 |
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※1ドル=155円、1ドル=33.6バーツで換算。料金は変わることがあります。最新の料金は各社の公式サイトでご確認ください。
なお、タイ向けのおすすめSIMカードを購入するという方法もありますが、海外旅行ではWi-FiとSIMカード、どちらがおすすめかは旅行スタイルや期間によって異なります。気になる方は両者のメリット、デメリット等をご参照ください。
タイでレンタルしたポケットWi-Fiの返却方法
ポケットWi-Fiを使い終わったら、次のいずれかの方法で返却します。
空港で返却する:多くの業者は主要な空港に返却カウンターを置いています。スワンナプーム、ドンムアン、プーケットの空港に、24時間営業のカウンターがある業者もあります。
郵送で返却する:送料支払い済みの返却用封筒が付いてくる業者もあります。街の郵便局のほか、空港内の郵便局からも送れます。
街なかや宿泊先で返却する:バンコク市内のショッピングモールに返却窓口がある業者や、バンコク中心部なら宿泊先まで無料で回収に来てくれる業者もあります。
返却が遅れると、延滞した日数分の料金がデポジットから差し引かれることがあります。返却の期限は必ず守りましょう。
ポケットWi-Fiのメリットとデメリット
レンタルを決める前に、ポケットWi-Fiのメリットとデメリットを知っておきましょう。
メリット
デメリット
端末をなくしたり壊したりするリスクがある(弁償金がかかることも)
バッテリーが長くもたないことがあり、モバイルバッテリーが別に必要になる場合がある
返却のために空港で時間をとったり、郵送の手配をしたりする手間がある
ポケットWi-Fi以外の通信手段
ポケットWi-Fiが自分の旅に合わないと感じても、心配はいりません。端末のレンタルや返却が不要な方法もあります。
プリペイドSIMカード
AISやTrueなど、タイ旅行におすすめのSIMカードなら、必要なデータ量に合わせてプランを選べます。ただしその前に、お使いのスマートフォンがタイで使えるか確認しておきましょう。SIMロックが解除されていれば、タイのモバイル回線にも問題なくつながります。
SIMカードは、空港、セブン-イレブン、携帯ショップなど、タイ各地で買えます。
注意したいのは、SIMカード1枚で使えるのはスマートフォン1台だけという点です。グループ旅行では人数分のSIMカードが必要になることがあります。また、日本で使っているSIMカードを抜いて差し替えるため、日本からの電話や、SMSで届く2段階認証のコードを受け取れなくなる可能性があります。
無料の公共Wi-Fi
タイでは、ショッピングモールやホテル、一部の寺院でも無料Wi-Fiが使えます。バンコクの電車など、交通機関でも無料Wi-Fiが使える場所があります。
ただし、公共のWi-Fiにはセキュリティリスクがあり、速度も遅いことが多いです。メッセージの確認には十分ですが、家族とのビデオ通話や、高画質の写真のアップロードには向いていません。
おすすめはタイ向けのeSIM
タイ向けのeSIMなら、スマートフォンだけで手軽にインターネットにつながります。ポケットWi-Fiのように端末を持ち歩く必要がないので、紛失リスクもありません。
Saily(セイリー)eSIMアプリなら、タイ向けのプランは1GBで約460円(2.99ドル)から無制限プランまで、旅のスタイルに合わせて選べます。設定は数分で終わり、旅の途中でデータが足りなくなっても、アプリからすぐに追加購入できます。
使い方はかんたんで、出発前にデータプランをダウンロードし、アプリに表示される手順にしたがってeSIMをインストールするだけ。設定でSaily eSIMのモバイル回線とデータローミングをオンにしておけば、タイに着いてからもすぐインターネットに接続できます。SIMカードの差し替えも、充電も、返却もいりません。
eSIMが自分に合うかわからない人のために、タイでインターネットに接続するほかの方法と比べてみましょう。
方法 | 速度 | 設定の手間 | セキュリティ | 向いている人 |
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ポケットWi-Fi | 速い | ふつう | ✅ | グループ、データをたくさん使う |
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eSIM | 速い | すぐ使える | ✅ | 頻繁に旅行をする人 |
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SIMカード | ふつう | ふつう | ✅ | 長期滞在をする人 |
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無料Wi-Fi | 遅い | 簡単 | ❌ | 少しだけ使いたい人 |
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タイ旅行にポケットWi-Fiは本当に必要?
結論から言うと、多くの人には必要ありません。
ポケットWi-Fiは、グループで複数の端末をインターネットにつなぎたい場合には便利です。ただし、端末の充電や持ち運び、事前予約、紛失や故障のときの弁償金など、気になる点も多いです。
ほとんどのタイ旅行では、eSIMの方が手軽です。Saily eSIMアプリは無料でダウンロードでき、自分に合ったデータプランを選ぶだけで使えます。さらに、Sailyなら、端末を持ち歩く手間なしに安定した回線を使えるうえ、セキュリティ機能も付いています。データが足りなくなっても、すぐにチャージできます。多くの旅行者にとっては、手軽さと費用の面でeSIMの方が良い選択と言えるでしょう。
それぞれのインターネット接続方法のメリットやデメリットを確認して、タイ旅行中も快適にインターネットを使用しましょう。タイ旅行に必要な持ち物もお忘れなく。