タイ旅行におすすめのSIMカード:最適な選択をするためのポイント
「タイ旅行におすすめのSIMカードを知りたい」「海外旅行にはSIMとWi-Fiのどっちがいいんだろう?」とお考えの方に向けて、今回はタイ旅行におすすめのSIMについて解説します。
タイ現地ではSIMカード、eSIM(イーシム)、Wi-Fiルーターでインターネット接続が可能です。なかでも、SIMカードやeSIMの購入がおすすめです。SIMカードやeSIMなら、プリペイド式(前払い)で必要な分だけデータを購入でき、使いすぎる心配もありません。
本記事では、タイ旅行でおすすめのSIMカードや、SIMカードの購入方法、値段、最適なプロバイダーを選ぶポイントなどについて解説するので、タイに旅行する際にはぜひ参考にしてください。
タイでおすすめのSIMカードキャリアはどれ?
まずは、タイ現地で購入できるおすすめのSIMカードを紹介します。タイでは、主に次の3つのキャリア(通信業者)のSIMカードが利用できます。
AIS(エーアイエス)
AISはタイを代表するキャリアの一つで、タイのほとんどのエリアをカバーしています。旅行者用のSIMカードも販売しており、8日間プラン、15日間プラン、30日間プランから選ぶことができます。
DTAC(ディータック)
DTACはタイで2番目に優れた通信エリアカバー率を誇るキャリアです。AISと同じくタイ旅行者向けに8日間プラン、15日間プラン、30日間プランのSIMカードを販売しています。
TrueMove(トゥルームーブ)
TrueMoveはAIS、DTACに次ぐタイで3番目に大きなキャリアです。AIS、DTACと同じく旅行者向けの8日間プラン、15日間プラン、30日間プランのSIMカードを提供しています。
タイでは物理SIM、eSIM、Wi-Fiのどれを使うべき?
結論からお伝えすると、タイ旅行では物理SIMまたはeSIMのデータパックを購入するのがおすすめです。特に、海外旅行用のデータパックが購入できるSailyのようなeSIMなら、ウェブサイトからデータパック購入後に即日開通できるため非常に便利です。
ここでは、物理SIM、eSIM、Wi-Fiそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
タイで物理SIMを使うメリット・デメリット
はじめに、物理SIMのメリットとデメリットをご説明します。
物理SIMは利用料金や対応機種の豊富さなどがメリットですが、初期設定が必要となることやSIMカードの紛失・破損のリスクがあることがデメリットです。
メリット | デメリット |
---|---|
海外ローミングやレンタルWi-Fiよりも安い | SIMフリー端末が必要 |
日本・タイのどちらでもSIMカードの購入が可能 | 初期設定(APN設定)が必要 |
幅広い対応機種で利用可能 | SIMカードの紛失、破損のリスクがある |
電話番号付きのSIMカードも利用可能 |
タイでeSIMを使うメリット・デメリット
デバイスにSIMデータをダウンロードして利用する本体一体型のeSIM。
全ての機種がeSIM対応ではないため、自分の端末がeSIMを利用できるかどうか確認が必要ではあるものの、SIMカードが届くのを待つ必要なく、データパック購入後すぐに利用できることや、SIMカードの紛失リスクを避けられることが大きなメリットと言えます。
メリット | デメリット |
---|---|
データパック購入後、すぐに開通可能 | eSIM対応の端末が必要 |
利用料金が安い | データ通信専用(音声通話不可)のeSIMが多い |
SIMカードの入れ替え不要 | |
SIMカードの紛失、破損のリスクがない |
タイでWi-Fiを使うメリット・デメリット
Wi-Fiルーターレンタルのメリットは、なんといっても使い方が簡単で、複数端末に接続が可能なところです。特に複数人で利用する際には、費用を割ればコスト面でもお得に利用できます。デメリットとしては、SIMやeSIMと比較して利用料金が割高なことや、端末を紛失した場合に弁償金を支払わなければいけないリスクなどが挙げられます。
メリット | デメリット |
---|---|
設定が簡単 | 利用料金が割高 |
複数の端末で利用可能 | 端末の充電が必要 |
複数人でレンタルするとコスト面でお得 | 端末の紛失、破損、弁償のリスクがある |
現地到着後、すぐに利用可能 | 外出時には荷物がかさばる |
タイ旅行に行くときのSIMカードの購入方法
次に、タイで使えるSIMカードの購入方法をご紹介します。
タイ旅行で使えるSIMカードは、日本で購入するのがおすすめです。具体的なSIMカードとeSIMの購入方法について見ていきましょう。
タイ旅行に行くときの物理SIMの購入方法は?
タイで使える物理SIMカードは、次の手順で購入できます。
タイで使うスマホがSIMフリー端末かどうか確認する
SIMロックがかかっている場合は、各携帯電話会社でSIMロック解除を依頼します。
タイ旅行用のSIMカードをオンラインもしくはタイの空港で購入する
日本にいる間に買うならAmazonなどでもタイ旅行用のSIMカードが購入できます。タイ現地の空港でもSIMキャリア店舗で販売されています。
タイ旅行に行くときのeSIMの購入方法は?
続いて、タイで使えるeSIMの購入方法をご紹介します。
タイで使うスマホがeSIM対応端末かどうか確認する
eSIMに対応している機種は限られています。タイで使うスマホがeSIM対応機種かどうか、事前に確認しましょう。
タイ旅行用のeSIMをオンラインもしくはタイの空港で購入する
日本で購入していきたい場合は、Amazonや楽天、タイのSIMキャリアのウェブサイトなどでeSIMが購入できます。もしくは、タイの空港のSIMキャリア店舗でも販売されています。
タイの物理SIMとeSIMの値段はいくら?
実際に、タイの物理SIMとeSIMの値段はいくらぐらいするのでしょうか?冒頭でご紹介したタイのSIMキャリア3社の料金を見ていきましょう。
SIMカード
AIS | 299THB (15GB/8日間プラン) | 599THB (30GB/15日間プラン) | 899THB (50GB/30日間プラン) |
---|---|---|---|
DTAC | 449THB (無制限/8日間プラン) | 699THB(無制限/15日間プラン) | 1,199THB(無制限/30日間プラン) |
TrueMove | 449THB(無制限/8日間プラン) | 699THB(無制限/15日間プラン) | 1,199THB(無制限/30日間プラン |
eSIM
AIS | 12.14USD(25GB/8日間プラン) | 18.22USD(25GB/8日間プラン) | 27.35USD(50GB/30日間プラン) |
---|---|---|---|
DTAC | 299THB(無制限/8日間プラン) | 349THB(無制限/10日間プラン) | 599THB(無制限/15日間プラン) |
TrueMove | 449THB(無制限/8日間プラン) | 699THB(無制限/10日間プラン) | 1,199THB(無制限/15日間プラン) |
(2024年12月8日現在)
SIM、eSIMともに8日間プランであれば、最安299THB(約1,300円*)~とリーズナブルな料金で利用が可能です。レンタルWi-Fiの場合は、プロバイダーにもよりますが、無制限プランで1日あたり約2,000~3,000円かかるため、SIMかeSIMの方が経済的と言えます。
タイの空港やカフェではフリーWi-Fiも利用することができます。
しかし、不特定多数の人が利用するフリーWi-Fiは、悪意のある人によって情報を傍受される可能性があります。IDやパスワード、クレジットカード情報などの情報漏えいの被害に遭わないためにも、フリーWi-Fiの利用はできるだけ避けるのが賢明です。
*2024年12月8日時点のレート(1THB=約4.4円)
タイ旅行に最適なSIM・eSIMの選び方
ここまでタイで使えるSIMのキャリアや料金などについて解説しました。実際にSIMを購入する際には、次の4つのポイントに気をつけて購入すると良いでしょう。
キャリア
タイには3つの主要キャリアがあるとお伝えしましたが、キャリアによってカバー率が異なります。特にタイの地方に旅行に行く場合は、繋がりやすいキャリアを選ぶことが大切です。
料金・期間・データ通信量
一週間程度の滞在であれば、動画視聴などをしない限り、数GBの容量でも十分です。長期間の滞在かつ大容量のデータ通信を制限なく楽しみたい場合には、無制限のSIMやeSIMを選択すると良いでしょう。
SIM / eSIM
タイ旅行で使用する端末がどのSIM(micro SIM / nano SIM / eSIM)に対応しているか、しっかり確認してから購入しましょう。
購入場所
タイ旅行で使うSIMやeSIMは、日本で購入するか、現地で購入するかの二択となります。
日本で購入して、現地に到着したらすぐ使いたい場合は、Amazonや楽天で購入できます。eSIMの場合は通常、オンラインでデータプランを購入してeSIMを設定しておけば、現地に到着後に使えるようになります。Sailyでは、日本にいる間にeSIMを有効化しておけば、到着後に数回クリックするだけで接続できるようになります。
タイ現地の場合は、空港やコンビニで手軽にSIMやeSIMを購入できます。ただし、空港で購入する場合は少し値段が割高になる傾向があります。
タイ旅行に行くのに物理SIMよりもeSIMを選ぶべき理由とは?
幅広い端末に対応できる物理SIMですが、最も大きなデメリットとして紛失や破損のリスクが挙げられます。特に揺れる機内での交換は、SIMカードはもちろん、SIMトレイの紛失の恐れがあります。
一方、eSIMは日本のキャリアSIMを入れたまま利用でき、物理SIMの抜き差しの必要がありません。eSIMのデータをインストール、アクティベート(有効化)すれば即日開通が可能です。日本帰国後は、eSIMから日本のキャリアの物理SIMへ切り替えるだけで利用を再開できます。
環境面でもeSIMは優れており、従来の物理SIMのプラスチック廃棄物や輸送にかかるコストを大幅に削減できるというメリットもあります。
海外旅行用eSIMサービスを提供するSailyは、シンプルな使い勝手かつお得な料金でeSIMを利用でき、安心・安全なネット環境が手に入ります。世界180か国以上の国や地域で利用できるので、人気の旅行先である中国のおすすめのSIMカードやバリ島のおすすめのSIMカードなどをお探しの方も、ぜひSailyで快適なデータ通信をお楽しみください。