韓国旅行中に最も役に立つスマートフォンの使い方と設定方法を紹介

韓国は日本から最も近い外国で、近年の韓流ブームもあって海外旅行に行く日本人にとっては大人気の観光地といえます。そんな韓国でスマホを使うにはどのような設定や準備をすればいいのでしょうか?こちらの記事では、韓国旅行中にスマホで地図をみたり、観光地やレストランを検索する際にスムーズに使用するための最適な方法や必要な事前準備について詳しく紹介します。

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韓国旅行中に最も役に立つスマートフォンの使い方と設定方法を紹介

韓国旅行中のスマートフォンの使い方と設定方法

現代において、海外旅行の際に現地で地図を確認したり、観光地やレストランを検索するためには、スマホはもはや必要不可欠な存在といえます。もちろん、最近大人気の韓国旅行でも、携帯電話やスマホは必須といえるでしょう。韓国でスマホを使うには、「携帯電話会社の海外ローミングを利用する」、「韓国で利用できるモバイルWi-Fiルーターをレンタルする」、「渡航先のフリーWi-Fiを利用する」、「プリペイド式のSIMカードを購入する」と、大きく分けて4つの選択肢があります。こちらでは、韓国旅行する際に、この4つに加えてプリペイド式eSIMのプランや韓国で携帯を使う方法などについてひとつずつ解説していきます。

海外データローミング

韓国旅行で携帯を使うのに手っ取り早い方法が、海外データローミングです。海外データローミングとは、ユーザーが日本国内で契約している通信キャリアを経由して海外の滞在先の携帯電話ネットワークを使用しインターネット通信を行うことです。docomoやau、ソフトバンク、楽天モバイルなど、日本で知名度の高いキャリアの海外ローミングは、追加アプリが不要で世界数十か国で利用可能です。もちろん、韓国での通信にも対応しているので、音声通話やメッセージを利用したい場合は、渡航前にお使いのスマホのデータローミングを有効に設定しておけば、韓国旅行の際にも普段日本国内で使っているのと同じ感覚で、日本の携帯を韓国で使うことができます。

スマホでデータローミングを有効にする方法はとても簡単で、iPhoneの場合は「設定」>「モバイル通信」>「SIM」の欄から使用するSIMを選択し、「データローミング」をオンに切り替えるだけです。同様に、Androidの場合も「設定」>「ネットワークとインターネット」または「接続」>「モバイルネットワーク」の順に選択し、「データローミング」をオンに切り替えるだけで海外データローミングが使用できます。

ただし、帰国後に「データローミング」をオフに切り替えることを忘れないようにしましょう。加えて、通信キャリアによっては事前に海外ローミングサービスの申し込みが必要になる場合があり、申し込まないで海外データローミングを使用していると料金が高額になる可能性があるため、使用する前に各通信キャリアの公式サイトから詳しい内容を必ず確認するようにしましょう。

Wi-Fiレンタル/ポケットWi-Fi

韓国旅行中にスマホを使いたい場合のもう一つの選択肢としては、ポケットWi-FiなどのWi-Fiルーターをレンタルするという方法があります。韓国など特定の国で使用できるポケットWi-Fiをレンタルしている会社は多く、旅行の間借りることで日本のスマホを韓国で使うことができるようになります。加えて、ポケットWi-Fiから発信されるWi-Fiを他のスマホやタブレット、ノートパソコンと接続することで、複数のデバイスでインターネットを利用できるようになります。

以下は、ポケットWi-Fiの利用方法です。

  1. オンラインまたは空港内の店舗で契約します。

  2. 郵送または空港内でポケットWi-Fiを受け取ります。

  3. ポケットWi-Fiの電源を入れてWi-Fiを発信し、それをスマホに接続することでインターネットが利用可能になります。

  4. 帰国後に郵送や空港などで返却します。

ただし、旅行の度に契約してルーターを受け取り帰国後に返却などの手間がかかるといった、いくつかのデメリットがあるのも事実です。

公共のフリーWi-Fiを利用する

韓国国内でも公共のフリーWi-Fiは存在しており、それらのWi-Fiをスマホで使うのもひとつの方法です。公共のフリーWi-Fiを使用するメリットとしては、まず無料で使用できるという点です。空港や駅などで接続可能な公共のフリーWi-Fiは多く、カフェや飲食店などでも利用できる場合がほとんどです。ただし、全てのフリーWi-Fiが利用できるとは限りません。なかにはインターネットアクセスが制限されていたり、通信速度が非常に遅い場合があったり、最悪の場合はサイバー犯罪者によってマルウェアなどの罠が仕掛けられているいる危険性もあります。よって、公共のフリーWi-Fiは、無料で使用できるのは良い点ですが、その分リスクを伴うという点ではあまりおすすめはできません。

現地プリペイド式SIMカード

韓国国内の空港に到着後、空港の店舗で現地のプリペイド式のSIMカードを購入するという方法もあります。SIMカードには購入者を識別する契約などの情報が組み込まれており、購入して設定することで、韓国旅行の際にも日本と同じように携帯電話を使うことができます。現地のSIMカードを購入することは、インターネットのみならず、現地の電話番号が使用可能になったり、多額の料金がかかるリスクがある海外データローミングを避けることができ、複数の国を訪れる長期の旅行に適した方法として長年多くの旅行者に利用されてきました。しかし近年は、旅行前にわざわざ家電量販店やインターネットでSIMカードを購入したり、空港でSIMカードを購入するために現地通貨に両替したりする手間がかかることもあり、eSIMやポケットWi-Fiの登場によって年々利用者が減少しているのが現状です。

プリペイド式eSIMプラン

最近、最も需要が高まっているのがプリペイド式のeSIMプランです。

eSIMとは、Embedded Subscriber Identity Moduleの略で、インターネット上に存在するSIMのことです。一般的なSIMカードには加入者を識別するための情報が記録されていますが、eSIMの場合はあらかじめ端末に組み込まれており、オンライン上で加入者の識別情報を追記したり、書き換えが可能です。加えて、eSIMは物理的なSIMカードのように抜き差しする必要がないため、盗難や故障のリスクがないこともメリットといえます。

また、SIMカードは国ごとに異なる場合があり、それが多くの海外旅行者の悩みの種でもありましたが、近年は複数の国で利用可能なeSIMを提供するサービスが登場したことによってそれも解消されています。特に、NordVPNを提供しているVPN業界の大手企業Nord Securityが最近リリースしたSailyというeSIMサービスは、世界180もの国や地域で利用できるなど、これまでの常識にとらわれない高い利便性を実現しています。

以下は、iPhoneの場合のeSIMの設定方法です。

  1. SIMロック解除されたeSIM対応機種(iPhoneXR以降の機種)を用意します。

  2. 「設定」>「モバイル通信」>「SIM」内の「eSIMを追加」をタップします(他にもQRコードでeSIMをインストールする方法もあります)。

  3. eSIMに関連する情報を登録します。

韓国に到着したら、お使いのiPhoneの「設定」>「モバイル通信」と進んで、あらかじめ設定したeSIMの回線をオンにし、eSIM内のデータローミングをオンにすればスマホでインターネットが使えます。なお、「モバイルデータ通信」>「モバイルデータ通信の切り替えを許可」はオフのままにしておきましょう。また、お使いのスマホがiPhoneの場合は、eSIMクイック転送ガイドを使用すれば簡単にデータとSIMの転送を行なうことができるので、機種変更をしたい場合には特に便利です。ただし、既存のデバイスと機種変更したいデバイスがともにiOS16.0以上、iPhone11以降(iPhone SE 第2世代は除く)であることが条件となるので注意しましょう。

通常の電話の使い方

韓国国内から日本の電話番号にかける場合は、まず0を長押しして+を加えて日本の国番号である81を押し、かけたい電話番号の最初の0をとった番号(090の場合は90)に電話するとかかります。ただし、このような国際電話は高額料金が発生するので、かける際は十分注意しましょう。また、国によっては電話番号の前に国際識別番号(001)が必要になる場合もあります。

ニーズに応じてオプションを選ぶ

こちらでは、上記で紹介した韓国旅行中に使用可能なインターネットの使い方のうち、各ニーズ毎に最適な方法を紹介します。

価格

価格面に関しては、無料で使用できる公共のフリーWi-Fiが最も費用がかからず理想的といえますが、自分のタイミングで利用できないのが難点といえます。加えて、セキュリティ面にも難があるため、おすすめの方法とはいいきれません。また、海外データローミングや電話番号を使った国際電話は、帰国後に高額な請求がくる場合があるので注意が必要です。

Sailyなら、使用したいデータ量を事前購入するので、無駄遣いを未然に防ぐことができます。さらには、国ごとに料金プランがあるのはもちろんのこと、複数の国を移動する場合でも利用可能なプランもあるため、週末だけ韓国などという短期旅行者から長期旅行する人などのニーズに合わせて利用できるのが大きなメリットといえます。ただし、残念ながら現時点でSailyが提供しているサービスはインターネット通信のみで、電話番号が付与されませんが、代わりにLINEなどのインターネットを利用したIP電話は使用できるので、それほど困ることはないでしょう。

手間

上記の方法の中で最も手間がかからないのが、海外データローミングとプリペイド式のeSIMプランでしょう。海外データローミングは、各通信キャリアが提供している海外ローミングサービスの対象国であれば、気軽にインターネットを利用することができます。ただし、お使いの日本の通信キャリアと提携していない現地の通信キャリアに接続されてしまった場合は、高額料金が発生するので注意しましょう。

プリペイド式のeSIMプランの場合は、アプリから使用したい国を選択するだけなので全く手間がかかりません。Sailyの場合も、事前にアプリ内から訪問予定国のデータ量を購入しておけば、到着後すぐに使用できます。

逆に最も手間がかかるのは、ポケットWi-Fiのレンタルと現地SIMカードの購入でしょう。特に現地でSIMカードを購入する際にクレジットカード決済ができないと、現地通貨への両替などが必要になるなど、到着して間もない移動疲れがありながら心身共に余裕のない状態で複数のことに対処するのはリスクといえます。さらに現地空港で販売されているSIMカードのプランが安いとは限りません。

セキュリティ

観光旅行など海外でインターネットを利用する際に最も注意したいのは、やはりセキュリティ面でしょう。なかでも最も注意すべきなのが、公共のフリーWi-Fiです。誰でも無料で利用できる反面、サイバー犯罪者がマルウェアなどの罠を仕掛けている場合が多く、接続するとスマホの中の個人情報などが盗まれてしまう危険があります。これは公共のフリーWi-Fiに限らず、現地のSIMカードを購入した場合など、すべてのインターネット通信で起こる可能性があります。被害に遭わないための対策としては、NordVPNなど信頼性の高いVPNサービスを利用することで、インターネットの通信内容が暗号化されて外部に知られる心配がなくなります。また、数あるプリペイド式のeSIMサービスの中でも、Nord Securityが提供しているSailyはセキュリティ面が非常に堅固なので、安心して思う存分旅行を楽しむことができるでしょう。

スマートフォンの設定を変更する際の注意点は?

これまで述べてきたように、現代において韓国旅行など海外に行く際には、ホテルの予約や地図の確認、航空券や電車のチケットの購入など、多くのことでインターネットを利用する機会が多く、インターネット通信は必要不可欠であることがわかります。特に最近では、eSIMの利便性が非常に高く、世界各国で需要が高まっています。韓国旅行時に、スマートフォンの設定を変更する際の注意点について以下にまとめました。

海外ローミングでの高額請求には要注意

近年はdocomoやau、ソフトバンク、楽天モバイルなどの大手通信キャリアが独自の海外データローミングサービスを提供しており、海外でも自由にインターネットを利用することができるようになっています。ただし、しっかり設定していないと、現地の提携先の通信キャリアではない別のキャリアに接続されてしまい、気づいたら高額請求が届いたなんてことも過去には多いのです。このような事態にならないためにも、渡航する前に公式サイトやアプリをしっかりと読み把握することが重要といえるでしょう。

ユーザーガイドに忠実に従う

海外でインターネットを利用する際には、まず公式サイトなどの手順に忠実に従うことを優先しましょう。「料金がより安く抑えられる」などといったうたい文句につられて、個人ブログなど非公式の情報に惑わされ自己流で設定してしまうと、インターネットを利用することができないだけでなく、必要以上の費用がかかってしまうことがあります。公式のウェブサイトやアプリ情報に必ず従うようにし、それでもわからない場合はお問い合わせセンターに問い合わせてみましょう。

帰国後に戻す方法を把握しておく

日本に帰国した後にインターネットに繋がらなくなったという話をよく聞きます。海外向けの設定になっているせいで繋がらないだけなのですが、初めての時にはそんなことも起こりうるものです。日本に帰国してすぐにインターネットを使用できるようにするためにも、あらかじめ設定を戻す方法を把握しておくことが大切です。なお、Sailyの場合は、日本帰国後に「設定」>「モバイル通信」>「SIM」の中からSailyの回線をオフにし、普段日本国内で使用している回線をオンにするだけで自動的に繋がります。

これで韓国でスマートフォンを使う準備ができました

今回は韓国旅行の際に現地でインターネットを利用するための様々な方法について解説してきました。韓国は日本から最も近い海外であり、歴史的な観点からみても親交の深い国の一つです。近年は、2000年代前半の韓流ブームから始まり、現在は韓国ドラマやアイドル、歌手などエンターテイメント業界を中心に、様々な韓国の文化に興味がある日本人の若者が増えています。女性を中心に韓国へ旅行する日本人も非常に多く、現地で快適にインターネットを利用するためにも、今回紹介したいくつかの方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。今回紹介した中でも、eSIMは最近注目されている新しい技術で、各通信キャリアのプランの契約から利用まですべてオンライン上で完結できる画期的なサービスです。特にNordVPNを提供しているNord Securityから最近リリースされたSailyは、アプリ上で訪問予定国とお好みのプランを選んで購入するだけで、現地到着後すぐにインターネットに接続されて利用できる優れたeSIMサービスです。もし、近いうちに韓国旅行をお考えなら、一度試しに利用してみることをおすすめします。韓国に限らず、世界150もの国や地域で利用できるため、海外旅行や出張の際、現地インターネットを利用するのに有用な方法といえるでしょう。

よくある質問

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    Monika Baltutytė

    モニカは元来、探究心が強く、人生をロマンチックに捉えており、旅に情熱を燃やしています。イスタンブールには特に思い入れがあります。旅とそれに伴うあらゆる挑戦を生きがいにしているため、心配性の母をいつもヒヤヒヤしています。そんな母を心配させないように1日に5回も連絡できるのも、信頼できるeSIMデータ接続があってこそです。