eSIMの機種変更はどうすればいい?変更方法を解説
iPhoneからAndroidへの乗り換え、iPhone 12からiPhone 14への買い替えなどに伴う、eSIMの機種変更を検討している方の中には、設定方法がわからなくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。また、新しい端末が同じブランドの同じモデルでも、IMEI(国際移動体装置識別番号)が異なるので、eSIMの機種変更の手続きが必要です。 本記事では、eSIMの機種変更方法や注意点を詳しく解説します。eSIMの機種変更を検討している方は、ぜひお役立てください。
eSIMの機種変更をする方法
eSIMの機種変更をする方法は以下の3つです。
iPhoneユーザー向けのクイック転送
キャリアでの再発行
eSIMの新規購入
それぞれの方法について、具体的な手順を解説していきます。
【iPhone限定】eSIM クイック転送を利用する
eSIMクイック転送は、iPhoneユーザーが簡単に新機種に移行できる便利な機能です。この機能を使えば、通信事業者に連絡することなく、自分でeSIMを移行できます。ここでは、以前使用していたiPhoneから新しいiPhoneにeSIMを転送する手順を解説します。
1.新しいiPhoneで以下の手順で設定を開きます
「設定」>「モバイル通信」>「モバイル通信プランを追加」を選択
2.eSIMの転送方法を選びます
番号一覧が表示される場合:転送したい番号を選択
番号一覧が表示されない場合:「別のiPhoneから転送」をタップ
※iOS 16以降が両方の端末にインストールされている必要があります
3.画面の指示に従って転送を完了させます
古いiPhoneで「転送」をタップ
確認コードが求められた場合は入力
アクティベーションが完了するまで待機
「モバイル通信プランの設定を完了する」が表示されたら、タップして設定
通信事業者のWebサイトで必要な手続きを実施
※転送完了後、古いiPhoneのSIMは使用できなくなります
eSIMを再発行する
eSIMクイック転送が利用できない場合は、通信事業者からeSIMを再発行してもらう必要があります。ほとんど場合、eSIMは1回しか使用できません。同じデバイスだったとしても、複数回インストールできないのです。
しかしSailyなら、eSIMの再インストールや、別のデバイスでの使用が可能です。ここでは、Sailyのアプリを使った再インストール方法を紹介します。
iPhone
「設定」>「 モバイル サービス/携帯ネットワーク」を選択
「eSIM」を選択
「eSIMの削除」を選択
Sailyアプリで「eSIMのインストール」を選択
Android
「設定」>「接続」>「 SIMマネージャ」を選択
「eSIM」を選択
「eSIMの削除」を選択
Sailyアプリで「eSIMのインストール」を選択
eSIMを新規購入する
端末から端末へのeSIMの転送が難しい場合には、eSIMを新たに購入するのがおすすめです。ここでは、世界180か国以上で利用されている「Saily」の設定手順を解説します。お使いの端末がiPhoneかAndroidかで手順が異なりますので、それぞれの設定方法をご確認ください。
iPhoneの場合
「設定」アプリを開く
「携帯データ」または「モバイルデータ」を選択
「携帯電話プランの追加」を選択
「手動で情報を入力」を選択
プロバイダが共有するeSIM情報を貼り付ける
Androidの場合
「設定」アプリを開く
「接続」をタップ
「SIMマネージャー」を選択
「eSIMを追加」をタップ
「QRコードをスキャン」を選択するか、eSIMを追加する別の方法を選ぶ
eSIM機種変更の際の注意事項
eSIMを機種変更する際の主な注意事項は以下の4つです。
eSIM対応の端末が限られる
eSIMの初期設定にはWi-Fi環境が必要
eSIMを削除してしまうと新しくeSIMのインストールが必要
eSIMの再発行には手数料がかかることがある
それぞれの注意事項について、詳しく解説します。
eSIM対応の端末が限られる
eSIMは、利用できる端末が限定されます。新しい端末を選ぶ際は、必ずeSIMへの対応状況を確認しましょう。対応状況は、端末の製品仕様ページやメーカーのWebサイトで確認できます。
eSIMの初期設定にはWi-Fi環境が必要
eSIMの初期設定には、安定したWi-Fi環境が欠かせません。設定は、自宅など、通信環境が安定した場所で行うことをおすすめします。また、設定中に通信が途切れるとエラーが発生する可能性があるため、Wi-Fi電波の強い場所で作業を行いましょう。設定を始める前に、端末のバッテリー残量が十分であることも確認してください。
eSIMを削除してしまうと新しくeSIMのインストールが必要
eSIMは一度削除してしまうと元に戻すことができません。設定画面での操作は慎重に行い、不用意に削除ボタンを押さないよう注意しましょう。もし誤って削除してしまった場合は、通信事業者に再発行を依頼しなければなりません。再設定が完了するまでは通信ができなくなりますので、特に注意が必要です。
eSIMの再発行には手数料がかかることがある
通信事業者によっては、eSIMの再発行時に手数料がかかる場合があります。料金は各社の公式サイトで確認できます。手数料は、手続きをオンラインでする場合と店頭でする場合とで異なることがあり、一般的にはオンラインの方が安価です。しかし、Sailyであれば、同じメールアドレスを使用してSailyのアプリケーションにログインしている限り、無料でeSIMを再インストールしたり、別のデバイスで使用することもできます。
まとめ
eSIMの機種変更をするには、iPhone向けの「クイック転送」、通信事業者での「再発行」、「新規購入」の3つの方法があります。特にiPhoneユーザーは、クイック転送機能を使えば簡単に移行できます。
eSIM機種変更をお考えの方には、世界180か国以上で利用できるSailyがおすすめです。24時間年中無休のサポート体制で、海外でも安心して使えることが特長です。この記事を参考に、ご自身に合った方法で機種変更を行ってみてください。