
2分で読めます
海外でのインターネット通信事情は、訪れる国や地域により大きく異なります。また、旅行の目的-観光、ビジネス、留学など-によっても異なります。この記事では、ニュージーランドを訪れる人向けに、物理的なSIMカード、eSIM、ポケットWi-Fiなどの接続手段や日本のスマートフォンの使用方法、接続方法ごとの料金比較などを詳しく解説します。

目次
ニュージーランドは、特に都市部において安定した通信インフラを備えています。オークランド、ウェリントン、クライストチャーチといった主要都市では、Spark、One NZ(旧Vodafone)、2degreesなどの大手キャリアによる強力な4G、一部地域では5Gが利用可能です。また、主要都市以外でも、安定したモバイル通信とインターネット接続が期待できます。
一方で、国立公園などの山岳地帯や小さな島々の一部などの遠隔地では、キャリアによっては、つながりにくかったり、速度が遅いことがあります。
「ニュージーランドは地理的に孤立しているため、通信環境が遅れている」というのはよくある誤解ですが、実際には他の先進国と同程度の通信品質が保たれています。また、図書館やカフェ、空港などでは公衆Wi-Fiも広く利用可能です。
日本で使っているスマートフォンやタブレットをニュージーランドでインターネットに接続するためには、いくつかの方法があります。最も一般的なのは、現地のSIMカードまたはeSIMを利用すること。プリペイドSIMカードは空港や市内のショップで簡単に購入でき、スマートフォンに挿入するだけで使えます。また、eSIMは、対応している機種であれば、オンラインでQRコードを読み取るだけで即時アクティベートするため、空港に到着した瞬間にインターネットを使用開始できます。
また、ニュージーランドでは公衆Wi-Fiも広く提供されており、カフェ、図書館、空港、ホテルなどで利用できます。ただし、公衆Wi-Fiを利用する場合はセキュリティ面や接続の安定性に注意が必要です。
他にも、モバイルWi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)をレンタルする方法や、
日本の通信キャリアの国際ローミングサービスを利用する手段もありますが、国際ローミングサービスは、非常に高額のコストがかかる可能性があるため、注意してください。
なお、SIMカードやeSIMを利用して、日本のスマートフォンをニュージー
ランドなどの海外で使うためには、SIMロックが解除されていることと、スマートフォン本体が現地の通信周波数帯に対応していることが前提です。
ニュージーランドで利用できる主要なSIMカードキャリアは以下の3社です。どのキャリアも全国的に展開しており、それぞれに特徴があります。滞在の目的や訪問エリアによって、最適な選択肢は異なります。
主な通信キャリア一覧:
キャリア名 | カバー範囲 | 特徴 | おすすめ |
|---|---|---|---|
Spark | 全国的に非常に広い | 公衆Wi-Fiスポットが豊富、安定した通信 | 長期滞在者 |
One NZ(旧Vodafone) | 全国広範囲 | 国際ローミングが強く、海外からの渡航者向け | 海外との通信が多い旅行者 |
2degrees | 主に都市部 | プランが安価で柔軟、初心者に使いやすい | 都市滞在の短期旅行者・学生 |
ニュージーランドで利用できるSIMカードは、下記の場所で購入可能です。
空港
ニュージーランドでは、オークランド国際空港、クライストチャート国際空港などの主要空港のキャリアショップやカウンター、自動販売機でSIMカードを購入することができます。カウンターやキャリアショップでは、物理SIMカードの入れ替えや設定を手伝ってもらえるので、ニュージーランドのSIMカードを現地購入する場合は、空港での購入をおすすめします。
街中のキャリアショップ店舗など
クライストチャーチやオークランドなどの大きな町のキャリア・通信会社の直営店や代理店でSIMカードを購入できます。SIMカードの入れ替えや設定を手伝ってもらえます。
大手スーパーマーケット・家電量販店
Countdown、New World、Pak’nSave などでは、Spark や Skinny、2degrees などニュージーランドキャリアのプリペイドSIMカードが販売されています。
コンビニ・ガソリンスタンド
Z Energy や BP などのガソリンスタンド併設の店舗でもSIMカードを扱っている場合があります。また、コンビニでは、ニュージーランドの格安SIMが販売されていることもあります。
郵便局(NZ Post)
一部の郵便局では、プリペイドSIMカードが販売されています。
アマゾンや楽天など
ニュージーランドのSIMカードは日本で購入することも可能です。アマゾンや楽天などのオンラインマーケットプレイスでは、ニュージーランド向けプリペイドSIMカードが販売されていることがあります。業者のレビューに注意して購入しましょう。また、国外から発送される場合もあるため、注文前に到着予定日を確認してください。
日本国内の国際空港
成田空港や羽田空港などの国際空港では、海外向けプリペイドSIMカードが販売されています。ニュージーランドのSIMカードは、アメリカや韓国のSIMカードほど一般的では無いため、取り扱いがあるかどうか、事前に確認してください。
eSIMの利用
ニュージーランドで使用予定のスマートフォンやタブレットなどのデバイスがeSIM対応機種の場合、オンラインでeSIMを購入し、事前に設定しておくのが最も簡単な方法です。例えば、SailyのeSIMであれば、出発前にオンラインで購入・設定しておくと、ニュージーランドに到着し機内モードを解除した瞬間、自動的にアクティベートされ、インターネットにつながります。
プリペイドSIMカードの価格は、容量や有効期限によって異なります。
たとえば、ニュージーランドのキャリア大手であるSparkには下記のようなプランがあります。
プリペイドベーシック:容量1GB、通話・SMS付きの基本プラン。Spotify Premiumが50%割引。19ニュージーランドドル。
プリペイドスタンダード:容量5GB、データロールオーバー機能付き。29ニュージーランドドル。
プリペイドプレミアム:容量10GB、無料のSpark Wi-Fiアクセス付き、49ニュージーランドドル
エンドレス:容量無制限、データ無制限、Spotify PremiumやNetflixの特典付き、79ニュージーランドドル
ニュージーランドで現地の物理SIMカードを使用する際は、以下の手順に従って設定してください。
スマートフォンがSIMロック解除されていることを確認します。
ニュージーランドで物理SIMカードを購入します。
SIMピンを用意します。
スマートフォンから古いSIMカードを取り出します。
スマートフォンに新しいSIMカードを入れます。
SIMカードをアクティベート(有効化)します。
インターネット接続をテストします。
新しいSIMカードを挿入すると、たいていは自動的に通信が有効になりますが、場合によっては設定が必要になることがあります。その場合は、SIMカードに付属する説明書や購入店舗のスタッフの案内を確認しながら設定してください。
キャリアによってロックがかかっていると、他社のSIMカードを使用できません。SIMロックは、契約している通信会社で事前にロック解除の手続きを行う必要があるので、時間に余裕を持って確認してください。
ニュージーランドでモバイル通信を利用する方法は、物理SIMカード以外にもいくつかあります。
eSIM
スマートフォンやタブレットに内蔵されたデジタルSIM。物理的カードの差し替えが不要で、渡航前にオンライン購入・設定するだけで、到着直後に使用開始できます。
公衆Wi-Fi(フリー Wi-Fi)
ニュージーランドは観光国です。観光地のカフェ、空港、ホテルのロビーなどの公衆・フリーWi-Fiが利用可能です。ただし、セキュリティが不十分なことがあるため、パスワードの入力、オンラインバンクの利用などには向きません。
ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fiルーター)
日本国内の空港などで、モバイルWi-Fiルーターをレンタルすることができます。モバイルルーターは、複数端末を同時接続することができ、グループ旅行などに便利ですが、頻繁な充電が必要なため、ルーターだけでなく、ポータブル充電器も持ち歩く必要があります。
国際ローミング
日本で利用しているキャリアの国際ローミングサービスを利用する方法です。ローミングサービスには、到着後すぐに利用できて、SIMカードの入れ替えが必要ないという利点がありますが、予想外の高額請求になる可能性があり、注意が必要です。また、データ使用量の上限に達すると、非常に低速になることがあります。
ニュージーランドでの通信手段には、それぞれ利点・欠点があります。従来の物理SIMカードとの比較をしてみましょう。
ニュージーランドでは、eSIMと物理的SIMカードのどちらが便利でしょうか?eSIMはスマートフォンに内蔵されたデジタルSIMを使うため、物理的なカードを差し替える必要がない新しい技術です。旅行前にオンラインで購入し、QRコードを読み取るだけで即時開通できるのが最大のメリットです。SIMピンも不要で、SIMカードの紛失や破損のリスクがありません。また、eSIMを利用すれば、日本の携帯電話番号を保持したまま、インターネット接続だけ海外のものに切り替えることができ、便利かつ経済的です。
一方、物理SIMカードは以前からある方法で、eSIMが利用できない古いスマートフォンでも利用できますが、カードが小さいため、紛失や破損の危険があります。また、物理SIMカードを差し替えると日本の携帯電話番号やSMSは使えません。
eSIMで通話はできますか?
→ はい。音声通話付きのプランを選べば、現地の電話番号で通常の通話やSMSの送受信が可能です。通話機能がないデータ専用eSIMでも、LINE通話などのインターネット通話で代替できます。
カフェやホテルのロビーなどに設置されているフリーWi-Fiは、ほとんどの場合、無料で利用することができます。また、レンタルポケットWi-Fiは、一台で複数の端末に接続できるため、グループ旅行や家族連れに便利です。ただし、フリーWi-Fiは、セキュリティが弱かったり繋がりにくいことがあり、個人情報やパスワードの入力、仕事での利用には向きません。また、レンタルポケットWi-Fiは、頻繁な充電が必要なため、多くの場合、レンタルポケットWi-Fi本体と、ポータブル充電器、そしてそれらのコード類を毎日持ち歩くことになり不便です。
物理SIMカードなら、スマートフォン1台で通信が完結し、外出中も常に安定した接続が可能です。
国際データローミングは、日本で利用しているキャリアのサービスをそのまま使える便利なサービスですが、利用料金が非常に高額になる心配があることや、一定のデータ通信量を超えると非常に低速になるため、ニュージーランド旅行中のメインの通信手段としてはおすすめできません。他の通信手段にトラブルがあった際などの、緊急用として考えておきましょう。
項目 | eSIM | 物理SIMカード | ポケットWi-Fi | データローミング |
|---|---|---|---|---|
開通の手軽さ | ◎(QRコードで即時開通) | △(SIM入れ替え・設定が必要) | △(ルーター受取・管理が必要) | ◎(設定不要) |
通信の安定性 | ◎ | ◎ | ◯(安定しているが場所に依存) | ◎ |
コスト | ◎(低価格プランが豊富) | ◯(現地購入で安価) | △(レンタル費用がかかる) | ×(高額になりがち) |
通話機能 | ◯(プラン次第/アプリ通話可) | ◎(現地通話・SMS対応) | ×(データ通信のみ) | ◎(日本の番号で通話可) |
セキュリティ | ◎ | ◎ | △(公衆Wi-Fiは脆弱) | ◎ |
複数端末接続 | × | × | ◎(同時接続可 | × |
凡例:◎ 非常に良い、◯ 良い、△ 普通、× 不可
ニュージーランドでの通信手段は、旅行のスタイルや期間、目的によって最適な選択が変わります。以下のポイントを参考に、自分に合ったプランを選びましょう。
短期旅行(1週間以内)の場合
eSIMまたは空港で購入できるプリペイドSIMが便利。
到着後すぐに使いたいなら、日本出発前にSaily などのeSIMを準備しておくと安心です。
中・長期滞在(留学、ワーキングホリデーなど)
ワーホリや留学などの場合、毎月の通信量に合わせた長期滞在向けのプリペイドSIMプランや月額契約のSIMカードがおすすめ。月額契約の場合、一般的に通話・SMSも可能です。
ビジネス出張やリモートワーク(ワーケーション)
安定した通信が必要なため、データ無制限のeSIMやポケットWi-Fiがおすすめ。
複数デバイスを使う場合は、ポケットWi-Fiが便利。
複数人での旅行・家族旅行
複数台接続が必要なら、ポケットWi-Fiをレンタルすると効率的。
1人1台使うなら、それぞれがプリペイドSIMやeSIMを利用する方が割安な場合も。
それぞれの通信手段には長所・短所があるため、「滞在期間」「人数」「利用目的(通話・データの比重)」を明確にしたうえで選ぶのがベストです。迷ったら、手軽で価格も抑えられるeSIMを選べば間違い無いでしょう。
ニュージーランド旅行において、eSIMは物理SIMやポケットWi-Fi、国際ローミングと比べて、圧倒的に優れた選択肢です。その理由は以下の通りです。
購入・設定ともに手軽で簡単
コストパフォーマンスが良い
紛失や破損の心配がない
日本の電話番号やSMSも利用できる
現地に到着した瞬間から利用開始できる
様々なキャリアからeSIMが提供されていますが、旅行者に特におすすめなのが Saily です。
SailyのeSIMは、ニュージーランド各地でそれぞれの場所の最も質の良いキャリアに自動的につながるため、最高の通信環境を確保できます。
QRコードで簡単にアクティベートできます。日本国内で設定しておけば、ニュージーランド到着後、自動的に現地のインターネットにつながります。
1GB(3.99ドル)から、20GB(42.99ドル)まで、幅広い料金プランが提供されているので、必要な分だけ契約できて経済的です。
24時間対応のカスタマーサービスが提供されていて、対応が早いので安心です。
ニュージーランドでeSIMを使う方法は簡単です。例としてSailyのeSIMを使う方法をご案内します。
使用するスマートフォンやタブレットがeSIMに対応していることを確認します。
ニュージーランドまたは、アジア・オセアニアのeSIMデータプランに加入します。
Sailyアプリをダウンロードします。
eSIMをインストールします(インストールしてもデータプランは有効になりません)。
旅行前にeSIMプランを有効にして、到着後すぐにデバイスを接続できるようにします。
ニュージーランドやオーストラリア向けのおすすめSIMカードは色々ありますが、Sailyでは両国向けの使いやすいeSIMを提供しています。ニュージーランドだけで利用する場合はニュージーランドのデータプランを選び、ニュージーランドとオーストラリアなど、他のオセアニアの国やバリ島やシンガポールなどのアジア諸国にも立ち寄る場合はアジア・オセアニアデータプランを選びましょう。

Saily eSIMアプリでいつもつながっていよう
あらゆる旅に最適な手頃なモバイルデータプラン。


元デジタルノマドのNozomiは、7カ国を旅しながら暮らした経験を持ちます。どの国でも居心地よく過ごせたそうです。世界市民として、そして何よりも生まれながらの大阪人として「よりお得に、より良いものを見つける」を旅のモットーとしている彼女は、 情報を見つけることに長け、旅行中はeSIMを通してプロのようにウェブでリサーチを行います。
関連記事