
イギリスでおすすめのSIMカードとその他の通信手段の比較ガイド
イギリスに観光旅行、出張、駐在、留学などで滞在する場合、様々な事前の準備の一環として、現地でのインターネット接続に関する情報収集や準備は欠かせません。現地到着後のSNSでの連絡や画像のアップロード、地図アプリの利用、宿泊施設の検索、移動手段の予約、オンラインでの作業など、現代の海外旅行・滞在では、ほとんどのことはインターネットさえつながれば解決します。裏を返せば、到着してすぐにインターネットに接続することができないと、非常に不便で困ることになります。この記事では、イギリスの最新の通信事情、現地のおすすめ物理SIMカードのキャリアや種類、そして使い方、料金比較、さらにはeSIMやWi-Fi、ローミングといったその他の通信手段について詳しく比較・解説します。

目次
イギリスの通信事情
ヨーロッパの主要国の一国であるイギリスの通信インフラは非常に整備されており、主要都市では4G・5Gの高速モバイル通信が広く普及しています。ロンドンやマンチェスターなどの都市部では、どのキャリアを利用しても、高速かつ安定した通信が可能です。ただし、地方や田舎では、キャリアによってつながりやすさに差が生じることがあります。
イギリスの通信規格はGSM/UMTS/LTEであり、SIMフリーのデバイス(端末)であれば問題なく利用できますが、格安スマートフォンなど、機種によっては周波数帯の違いで使えない場合があるため、日本出発前に、イギリスで利用予定のスマートフォンやタブレットなどのデバイスの周波数帯を確認しておくことをおすすめします。
イギリスでおすすめの物理SIMカードキャリアは?
イギリスの主要通信キャリアは以下の通りです。滞在期間や滞在場所、予算によって使い分けましょう。
EE
最大手キャリアで、最速の通信速度と最広のカバレッジ(通信範囲)を誇る。
旅行者向けに短期プランも充実。
O2
ユーザーサポートの評価が高く、映画チケットやライブイベントへの特典なども提供。
ほとんどの場合、通話料込みプランのため、通話機能を多く使う人におすすめ。
Three
格安かつ大容量のデータ通信に特化。旅行者や長期滞在者向けのプランも豊富。
海外ローミングに強く、イギリス以外でも利用する場合におすすめ。
Giffgaff
O2のネットワークを使用したオンライン専用格安ブランド。
完全プリペイド制で契約不要。柔軟性が高く低価格。
Vodafone
通信エリアが広く、田舎でも繋がりやすい。
海外ローミングに強く、イギリス以外でも利用する場合におすすめ。
イギリスで物理SIMカードを使う方法は?
イギリスのSIMカードの使い方は非常にシンプルです。
利用手順:
スマートフォンのSIMロック解除が完了していることを確認します。
購入したSIMカードを挿入します。
多くの場合、自動的に設定が読み込まれ、すぐに通信可能になります。
必要に応じてAPN設定やプラン選択、トップアップ(チャージ)を行います。
イギリスのSIMの種類:
イギリスでは主に以下の2種類のSIMカードが利用されています。滞在期間や利用目的によって適したタイプを選びましょう。Pay Monthly(契約制)SIMは、毎月定額で利用する、契約タイプのSIMです。現地銀行口座やクレジットチェックが必要なため、長期留学や長期駐在などの方におすすめです。Pay-as-you-go(プリペイド)SIMは、使いたい分だけ先払いで購入するタイプのSIMです。クレジットチェックがなく、現地銀行口座なども必要ないため、旅行者や短期留学生におすすめです。
プリペイドSIMは購入後すぐに使えますか?
はい。多くのSIMカードは購入後すぐに使えます。パッケージにQRコードやアクティベーションコードがある場合、それを使ってすぐに開通可能です。トップアップさえ済ませれば、到着直後から使用開始できます。
イギリスのSIMカードの価格は?
以下の表はイギリスの主要キャリアのプリペイドSIMプランの一例です。
キャリア名 | データ容量 | 通話・SMS | 有効期間 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
EE | 50GB | 無制限 | 30日間 | 20ポンド |
EE | 無制限 | 無制限 | 30日間 | 35ポンド |
O2 | 8GB | 無制限 | 30日間 | 10 ポンド |
O2 | 40GB | 無制限 | 30日間 | 20ポンド |
THREE | 60GB | 無制限 | 30日間 | 10ポンド |
THREE | 無制限 | 無制限 | 30日間 | 31.5ポンド |
Giffgaff | 20GB | 無制限 | 30日間 | 10ポンド |
Vodafone | 15GB | 無制限 | 90日間 | 10ポンド |
イギリス用のSIMカードは、現地や日本のどこで購入できますか?
イギリスのSIMカードを現地購入
イギリスに到着してからSIMカードを購入するのが、最も一般的でコストパフォーマンスも高い方法です。以下のような場所でイギリスのプリペイドSIMカードが手軽に購入できます。
空港のSIMカード売り場(ヒースロー空港、ガトウィック空港など)
スーパーマーケット(Tesco, Sainsbury’s, Asda など)
家電量販店(Currysなど)
各通信キャリアの公式ショップ(EE、Three、Vodafone、O2など)
街中の携帯電話ショップや自販機
多くの店舗では、プリペイドSIMや旅行者向けプランを用意しており、スタッフが簡単な設定も手伝ってくれることがあります。
イギリスのSIMカードを日本で購入
Amazonや楽天などの通販サイト(海外用プリペイドSIM)
旅行代理店やモバイルレンタル業者の窓口・オンライン
空港内のSIMカード自販機(成田空港、関西国際空港など)
出発前に日本で購入することも可能です。事前に設定しておけば、到着後すぐに使い始められるという利点がありますが、イギリス到着後の購入に比べると割高になることが多く、長期滞在者などには向きません。事前に設定してすぐに使い始めたい場合は、eSIMをおすすめします。
イギリスでSIMカードを使う際のデメリット
SIMカード利用の際の注意点として、以下のデメリットも把握しておきましょう。
日本からイギリスへの長時間のフライト後で時差ぼけもある中、現地到着後に物理SIMカードの購入や設定をすることはストレスに感じられるかもしれません。
物理SIMカードの入れ替えの際に取り出した日本のSIMカードを紛失する可能性があります。
イギリス滞在中、日本の電話番号が使えなくなります。
イギリス滞在中、日本のSMSが使えなくなります。
スマートフォンやタブレットなどのデバイスが2021年9月30日以前に発売されたものだと、SIMロックがかかっていることがあり、その場合は、事前にSIMロック解除が必要です。
デバイスによりSIMカードのサイズが合わないことがあり、その場合はアダプターが必要になります。
一部のスマートフォンなどのデバイスは、イギリスの周波数に対応していないことがあります。
イギリスのSIMカードをチャージする場合、英語で行う必要があります。
日本のスマートフォンでイギリスのインターネットに接続するその他の方法
以下の選択肢があります:
eSIM(デジタルSIM)
フリーWi-Fi接続(ホテル、カフェなど)
レンタルポケットWi-Fi
日本キャリアの国際ローミングサービス
イギリスでデータローミングを利用する
日本のキャリアの国際データローミングサービスのメリット・デメリットを見てみましょう。
国際データローミングをイギリスで利用するメリット
物理SIMカードを交換する必要がありません。
キャリアのアプリやウェブサイトから簡単に利用開始できます。
イギリス滞在中も日本の携帯電話番号やSMSを利用できます。
到着後すぐに使用可能です。
国際データローミングをイギリスで利用するデメリット
料金が非常に高額になる可能性があります。特に国際データローミングプランを利用していない場合、動画を1本視聴しただけで一万円以上かかることがあるなど、帰国後に思わぬ高額の請求が来る可能性があります。
1日のデータ利用限度量が設定されていることが多く、限度量を超えると、非常に低速になります。
イギリスでWi-Fiを利用する
日本人に人気のインターネット接続オプションである、レンタルWi-Fiルーターや、空港、カフェ、ホテルなどのフリーWi-Fi(公衆Wi-Fi)はどうでしょうか?
Wi-Fiをイギリスで利用するメリット
複数のデバイスで利用可能なので、友達、家族などのグループで旅行する際に便利です。
物理SIMカードの入れ替えが必要ないので、日本の電話番号やSMSを保持できます。
ほとんどの場合、公衆Wi-Fiは無料で利用できます。SIMとWi-Fiを組み合わせて利用するのが最も賢く経済的な利用方法です。
レンタルWi-Fiルーターをイギリスで利用するデメリット
物理的なルーターをレンタルし、旅行中持ち歩く必要があります。
レンタルWi-Fiルーター本体以外に、充電ケーブル、ポータブル充電器、ポータブル充電器の充電ケーブルなどが必要なため、荷物が増えます。
スマートフォンやタブレットなどのデバイスに加えて、レンタルWi-Fiルーター関連の充電も頻繁に必要になります。
レンタル料金が高額になることがあります。
公衆Wi-Fiはセキュリティが低いため、プライバシーの問題があります。
公衆Wi-Fiは、場所により接続が遅かったり接続できなかったりすることがあります。
公衆Wi-FiまたはSIMの二者択一ではなく、併用するのが賢い使い方です。
イギリスで eSIM を利用する
eSIMは他の選択肢と比べて多くのメリットがあります。
eSIMをイギリスで利用するメリット
日本出発前にeSIMを契約・設定しておけば、イギリス到着とともに自動的にアクティベートされるため、すぐにインターネットの利用を開始できます。
物理的なカードが必要ないので、破損の心配がありません。
イギリス以外のヨーロッパの国々を回る場合も、Sailyのヨーロッパプランを利用すればローミング費用がかかりません。
利用日数やデータ利用量に合わせて細かい料金設定があるため、必要な量だけ購入することができ、経済的です。
eSIMをイギリスで利用するデメリット
スマートフォンやタブレットなどのデバイスがeSIM対応機種でないと利用できません。iPhoneの場合、2018年9月発表以降の機種はすべてeSIMに対応しています。それ以前のiPhoneだと、イギリスのSIMカードを利用する必要があるかもしれません。
イギリスで最適なインターネット接続方法はどう選ぶ?
下記の表で、主な通信手段の特徴を比較してみましょう:
手段 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
物理SIMカード |
|
|
eSIM |
|
|
Wi-Fi(レンタル含む) |
|
|
データローミング |
|
|
イギリス留学におすすめのSIM
イギリス留学におすすめのSIMは、留学の期間により異なります。数週間から数ヶ月程度の短期留学の場合、現地の銀行口座やクレジットチェックがなく、到着直後からすぐに使い始められるeSIMが最も便利でおすすめです。
eSIMの場合、留学中に近隣の国に旅行に行っても簡単に切り替えができますし、日本の電話番号やSMSを利用しながら、デジタル通信のみ現地のものに切り替えることも可能です。
年単位の長期留学の場合、イギリス到着直後からインターネットを利用開始できるようにeSIMを契約しておき、現地の銀行口座などの手続きが終わってから現地キャリアのSIMカードに切り替える、というのが最も賢い方法です。
海外ではSIMカードとeSIM、どちらを使うのが良い?
今までSIMカードを使っていた人もeSIMを一度使うと、あまりにも便利で簡単なのでSIMカードに戻れなくなります。eSIMとSIMカードのどちらが良い?というよりも、eSIM対応機種の場合は悩む必要などなくeSIMの方が便利で簡単です。
イギリスでeSIMを使う方法は?
イギリスでeSIMを使う方法は簡単です。SailyのeSIMの使い方を例にご案内します。
使用するスマートフォンやタブレットがeSIMに対応していることを確認します。
イギリスまたは、ヨーロッパのeSIMデータプランに加入します。
eSIMをインストールします(インストールしてもデータプランは有効になりません)。
旅行前にeSIMプランを有効にして、到着後すぐにデバイスを接続できるようにします。
イギリスだけで利用する場合はイギリスのデータプランを選び、イギリスとフランス、スペインやドイツなど、他のヨーロッパ諸国にも立ち寄る場合はお得なヨーロッパプランを選びましょう。また、イギリス旅行に必要なものも確認しておくと安心です。快適なイギリス旅行をお楽しみください!

Saily eSIMアプリでいつもつながっていよう
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その他利用可能: English


元デジタルノマドのNozomiは、7カ国を旅しながら暮らした経験を持ちます。どの国でも居心地よく過ごせたそうです。世界市民として、そして何よりも生まれながらの大阪人として「よりお得に、より良いものを見つける」を旅のモットーとしている彼女は、 情報を見つけることに長け、旅行中はeSIMを通してプロのようにウェブでリサーチを行います。





