
スイス旅行におすすめのSIMカード・eSIM・Wi-Fi・ローミング完全ガイド
スイス旅行や出張、留学を計画中ですか?旅行や滞在の前には様々な情報収集が大事ですが、その中でも重要なのが、スマートフォンの通信手段です。スイスでは、スイスのSIMカード、eSIM(デジタルSIM)、Wi-Fi、国際ローミングなどの通信手段が利用できます。この記事ではそれぞれのメリット・デメリットを詳しく検討しながら、SIMカードとeSIM(デジタルSIM)のどちらが良いか、滞在目的や通信スタイルに合わせたベストな選択肢をご案内します。

目次
スイスで日本のスマートフォンを利用する方法
日本で利用しているスマートフォンは、一般的にスイスをはじめとする海外でも使用可能です。ただし、スマートフォンのSIMロックが解除されていること、およびスイスの通信方式(4G/5Gや対応周波数帯)に対応していることが前提条件となります。
多くの最新機種(たとえばiPhoneやGoogle Pixelなど)はグローバル対応モデルのため、スイスでも問題なく利用できますが、一部の格安スマートフォンや旧型モデルについては、海外での利用に制限がある場合があります。
スイスの物理SIMカードを購入
スイス国内で販売されているSIMカードを購入し、日本のSIMカードと差し替えることで現地回線が使えるようになります。主要キャリアには Swisscom、Sunrise、Salt があり、空港・駅・家電量販店・スーパー(CoopやMigrosなど)で購入可能です。プリペイドSIMカードの場合は契約が不要ですが、パスポートなどの身分証明書による本人確認が必要です。また、留学などの長期滞在の際に長期契約する場合は、身分証明書に加えてスイス国内の住所や銀行口座などが必要になる場合があります。
eSIM(デジタルSIM)を事前に購入・設定
eSIM対応機種のスマートフォンをお使いの場合、出発前にSailyのようなeSIMアプリをダウンロード・設定しておくことで、スイス到着後に飛行機モードを解除するだけで、すぐにインターネットに接続できます。Sailyのプランは細かく料金設定されており、滞在期間やデータ使用量に応じて最適なものを選べるため、経済的です。データプランの選択に迷ったら、データ使用量計算機をお使いください。旅行前にデータ使用量を見積もることができます。さらに、日本語対応のアプリを通じて、最初のプラン購入はもちろん、追加プランの購入や利用状況・残りデータ量の確認、自動チャージ設定、データ残量が少なくなった際の通知設定なども簡単に行えるため、非常に利便性が高いのがSailyの特徴です。
Wi-Fiを利用
通信費をできるだけ抑えたい方には、ポケットWi-Fi(モバイルルーター)のレンタルや公共Wi-Fiスポットの活用といった選択肢もあります。ただし、ポケットWi-Fiを利用する場合は、本体に加えてモバイルバッテリーや充電ケーブルなどを常に持ち歩く必要があるため、やや荷物が増えてしまいます。また、公共のフリーWi-Fiは空港・ホテル・カフェなどで利用可能ですが、セキュリティ面に不安があるため、重要な通信には不向きです。
フリーWi-Fiは、SIMカードやeSIMと併用する補助的な通信手段として活用するのが賢明でしょう。
日本のキャリアの国際ローミングを利用
ドコモ・au・ソフトバンクなど主要キャリアでは、スイスでも使える国際ローミングプランが用意されています。ただし、非常に高額になるケースが多く、事前のプラン確認が必須です。短期間の緊急利用やビジネス用途には便利ですが、データ使用量が多い旅行にはあまりおすすめできません。
スイスの通信環境について
スイスは欧州の中でも通信インフラが非常に整っている国のひとつです。
ほぼ全国で安定したネットワークが展開されている
スイスの主要通信キャリア(Swisscom、Sunrise、Salt)は、全国規模で安定した4G/LTEネットワークを展開しています。都市部だけでなく、郊外や地方都市、観光地に至るまで、基本的にどこでも高速モバイル通信が可能です。スイスを旅行中、地図アプリの利用やWeb検索、SNSの投稿などに支障が出ることはほとんどありません。
5Gは都市部中心に普及
5Gネットワークの整備も進んでおり、チューリッヒ、ジュネーブ、バーゼル、ベルンといった主要都市ではすでに利用可能です。ただし、地方や山間部ではまだカバレッジが限定的であるため、現時点では主に都市部滞在者向けの高速通信オプションといえるでしょう。
公共Wi-Fi
スイスでは、空港、主要鉄道駅、カフェや一部のレストラン・ホテルなどで、無料または登録制の公共Wi-Fiスポットが提供されています。特に空港(例:チューリッヒ空港、ジュネーブ空港)やSBB(スイス連邦鉄道)の駅では、高速かつ安定したWi-Fi接続が期待できます。ただし、利用にはメールアドレス登録やSMS認証が必要だったり、時間制限がある場合があります。
山岳地帯でも安定している
多くの国では、都市部で通信が安定していても、地方や山岳部では不安定になることが少なくありません。しかし、スイスの大手キャリアの一つであるSwisscomは、山岳地帯においても非常に高い通信カバー率を誇り、ツェルマットやユングフラウといった観光地や登山道でも、通話やデータ通信が安定して利用できます。そのため、アルプスなどの山岳地帯を訪れる予定がある方は、Swisscomの物理SIMカード、あるいは現地で最も通信状態の良いキャリアに自動接続されるSailyのeSIMなどを検討すると安心です。
スイスの主要SIMカード会社はどこがおすすめ?
スイスでSIMカードを利用する際に検討すべき主要な通信事業者は、以下の3社です。いずれも全国的にサービスを展開しており、旅行者・留学生・出張者などのあらゆる用途に対応したプランを提供しています。
Swisscom(スイスコム)
スイス最大手の通信事業者であり、通信品質・カバー率・安定性において最も高評価を得ている老舗ブランド。国営企業を前身としており、スイス国内の4G/LTEおよび5Gのカバー率が非常に高く、山岳地帯や地方でも安定した通信が可能です。
通信速度・エリアともにスイス国内でトップ
長期滞在・ビジネス向けの高品質なプランが豊富
空港・駅・オンラインでプリペイドSIMの購入が可能
少し料金は高めだが、信頼性重視なら第一候補
Sunrise(サンライズ)
スイスで2番目に大きな通信事業者。都市部を中心とした高品質な通信ネットワークを展開しており、価格とサービスのバランスが取れたプロバイダです。プリペイドSIMからeSIM対応まで幅広く対応。
都市部や観光地での通信品質は非常に安定
プリペイドSIMが入手しやすく、短期滞在向けプランも充実
Swisscomよりややリーズナブル
eSIM対応プランあり
Salt(ソルト)
スイス国内第3位の通信事業者。料金の安さが最大の強みであり、コストを抑えたいユーザーに人気。通信速度やカバー範囲は上記2社にはやや劣るものの、都市部では問題なく利用可能。
プリペイドプランが格安で、旅行者にも利用しやすい
オンライン購入可能、一部スーパーでも取り扱いあり
地方や山岳地帯ではやや通信が不安定な場合も
他社と比べると5Gの展開は遅め
スイスSIMカードの購入場所・方法
スイスで使える物理SIMカードは、日本国内およびスイス到着後、共に購入可能です。SIMカードを利用する場合は、それぞれのメリットを踏まえて選びましょう。
スイス用SIMカードを日本で購入する方法
出発前に日本国内でスイス用のSIMカードを準備しておくと、スイス到着後すぐにスマホが使えるというメリットがあります。購入できるところは以下の通りです。
Amazonや楽天市場などの通販サイト
海外SIMカード専門ショップ(実店舗またはオンライン)
空港のWi-Fiレンタルカウンターでも、一部プリペイドSIMを販売している場合があります
スイスのSIMカードを現地購入する方法
現地に到着してからSIMカードを購入する方法が一般的で、SwisscomやSunriseなど、現地キャリアの正規SIMを手に入れることができます。
チューリッヒ空港、ジュネーブ空港のSIM販売カウンター
各キャリアの公式ショップ(Swisscom, Sunrise, Saltなど)
鉄道駅構内の売店やキオスク(Press & Booksなど)
COOP、Migrosといったスーパーマーケットの携帯電話コーナー
現地で物理SIMカードを購入する際は、パスポートなどの身分証明書による本人確認が必要になります。一般的にキャリアショップや空港のSIMカード販売カウンターでは、英語でSIMカードの入れ替えや設定をサポートしてもらえます。キオスクや売店、スーパーで購入した場合、自分で設定する必要があります。
スイスのSIMカード料金はいくら?
Swisscom
初期費用: 19.90スイスフラン(パッケージ購買・eSIM対応)
データ容量: 2 GB/19.90スイスフラン(月間)
無制限プラン: 65スイスフラン(30日)、150スイスフラン(90日)
Sunrise
初期費用: 19.90スイスフラン〜(SIMカード+チャージ込み)
データ容量:500 MB〜5 GB
無制限プラン: 50スイスフラン(30日)、120スイスフラン(90日)
Salt
初期費用:パッケージ自体は無料、データプラン購入時に課金
データ容量:100 MB〜、または日額3 スイスフランで無制限
無制限プラン: 35〜60スイスフラン(30日)
スイスでSIMカードを使うには?
スイスで現地の物理SIMカードを使用する際は、以下の手順に従って設定してください。
スマートフォンがSIMロック解除されていることを確認します。
スイスで物理SIMカードを購入します。
SIMピンを用意します。
スマートフォンから古いSIMカードを取り出します。
スマートフォンに新しいSIMカードを入れます。
SIMカードをアクティベート(有効化)します。
インターネット接続をテストします。
新しいSIMカードを挿入すると、たいてい自動的に通信が有効になりますが、場合によっては設定が必要なことがあります。その場合は、SIMカードに付属する説明書や購入店舗のスタッフの案内を確認しながら設定してください。
キャリアによってロックがかかっていると、他社のSIMカードを使用できません。SIMロックは、契約している通信会社で事前にロック解除の手続きを行う必要があるので、時間に余裕を持って確認してください。
スイスで通信する他の方法
SIMカード以外にも、通信手段はあります。
公共Wi-Fi・ポケットWi-Fiを使う
日本などでレンタルできるWi-Fiルーターを利用する場合と、公共フリーWi-Fiを使う場合があります。
Wi-Fiをスイスで使う場合のメリット
レンタルWi-Fiルーターは複数のデバイスで利用可能なので、友達、家族などのグループで旅行する際に便利です。
物理SIMカードの入れ替えが必要なく、日本の電話番号やSMSを保持できます。
公共Wi-Fiは一般的に無料です。
Wi-Fiをスイスで使う場合のデメリット
物理的なルーターをレンタルし、旅行中持ち歩く必要があります。
レンタルWi-Fiルーター本体以外に、充電ケーブル、ポータブル充電器、ポータブル充電器の充電ケーブルなどが必要なため、荷物が増えます。
スマートフォンやタブレットなどのデバイスに加えて、レンタルWi-Fiルーター関連の充電も頻繁に必要になります。
レンタル料金が高額になることがあります。
公共Wi-Fiはセキュリティが低いため、プライバシーの問題があります。
公共Wi-Fiは利用人数が多いと非常に速度が遅くなることがあります。
空港などの公共施設の公共Wi-Fiは、60分以内などの時間制限がある場合があります。
日本の携帯会社の国際ローミングを使う
国際データローミングを利用する場合は、高額な利用料金に注意が必要です。
国際データローミングをスイスで利用するメリット
物理SIMカードを交換する必要がありません。
キャリアのアプリやウェブサイトから簡単に利用開始できます。
スイス滞在中も日本の携帯電話番号やSMSを利用できます。
到着後すぐに使用可能です。
国際データローミングをスイスで利用するデメリット
料金が非常に高額になる可能性があります。旅行前に適切なデータローミングプランに加入しないまま利用してしまうと、動画を一本見ただけで万単位の請求が来る可能性があります。
1日のデータ利用限度量が設定されていることが多く、限度量を超えると非常に低速になります。
eSIMを使う
日本出発前にeSIMを契約・設定しておけば、スイス到着とともに自動的にアクティベートされるため、すぐにインターネットの利用を開始できます。
eSIMを使うメリット
物理的なカードが必要ないので、破損の心配がありません。
デュアルSIM機能を使えば、スイス滞在中も日本の電話番号とSMSを利用できます。
利用日数やデータ利用量に合わせて細かい料金設定があるため、必要な量だけ購入することができ、経済的です。
eSIMをスイスで利用するデメリット
スマートフォンやタブレットなどのデバイスがeSIM対応機種でないと利用できません。iPhoneの場合、2018年9月発表以降の機種はすべてeSIMに対応しています。それ以前のiPhoneだとスイスのSIMカードを利用する必要があるかもしれません。
項目 | プリペイドSIMカード | eSIM | Wi-Fi(公共・ポケット) | 国際ローミング |
|---|---|---|---|---|
接続の安定性 | 高い(特に大手キャリア) | 高い(プロバイダ依存) | 不安定な場合あり | 高い(日本のキャリア品質次第) |
費用 | 安価(10スイスフラン〜) | 比較的安価(10スイスフラン〜) | 無料または機器レンタル費あり | 高額になる場合が多い |
入手のしやすさ | 空港・現地ショップで購入可能 | 事前購入・オンライン設定が可能 | 空港・ホテル・レンタルあり | 申込不要(自動で接続されることも) |
設定の手軽さ | SIMの差し替えが必要 | プロファイルのダウンロードのみ | パスワード入力などが必要 | 設定不要(ただし事前確認推奨) |
利用開始までの時間 | 中速(ショップでの登録含む) | 即時 | 即時または受け取り次第 | 即時(設定済みの場合) |
スイス旅行に最適な通信手段を選ぶコツ
スイス旅行に最適な通信手段は、旅行のプランやスタイルにより異なります。
データ利用量に合わせる1週間程度の旅行で必要なモバイルデータの量はどのくらいでしょうか?一般的に、1GB〜5GBのデータを使用しますが、アプリの使用やインターネットの接続頻度により異なります。Googleマップをたまに利用し、メッセージアプリの利用時はテキスト中心、動画を見たり受け取ったりする事がほとんどないのであれば、1GBで十分です。一方、高画質の写真や動画を頻繁にSNSにアップロードし、YouTube、Netflix、TikTokなどのHD動画を長時間ストリーミングする上、頻繁にビデオ通話を利用する場合は、週に5GB以上利用するかもしれません。
旅行の行き先に合わせる
スイスのどこに行く予定ですか?ジュネーブなどの都市部の場合、どのキャリアのSIMカードを利用してもあまり差はありませんが、山岳地方などに滞在する場合は、Swisscomなど信頼性の高い回線が必須です。また、SailyのスイスむけのeSIMを利用すれば、行く先々で自動的に最も質の良いキャリアにつながるので安心です。
スマートフォンの対応状況を確認する
自分のスマートフォンがSIMフリーか、eSIM対応機種かを確認しましょう。
短期旅行(1週間以内)
事前にスマートフォンにインストールしておけばスイスに到着した瞬間から使えるeSIMがおすすめです。データ使用量を節約したい場合は、ホテルや駅、カフェなどの公共Wi-Fiを併用しましょう。
中〜長期旅行(2週間〜数か月)
プリペイドSIMカードまたはeSIMの大容量プランを選択しましょう。無制限または10GB以上のプランが安心です。
留学・ワーホリ滞在(半年以上)
SwisscomやSunriseの月契約プランが安定・安心です。ただし、契約には現地の住所や銀行口座が必要になることがあるため、到着直後はSailyなどのeSIMを利用し、準備が整い次第切り替えることをおすすめします。契約プランには最低契約月数がある場合もあります。契約時には気をつけてください。
出張(1日〜1週間)
仕事での短期間のスイス滞在には、eSIMをおすすめします。公共Wi-Fiは、セキュリティの問題があるため、できるだけ使わないようにしましょう。
観光旅行
行き先によりますが、山岳地帯などを含む場合は、安定した接続が期待できるSwisscomまたはSailyなどのeSIMをおすすめします。
eSIMがスイス旅行におすすめな理由
スイスでの通信手段を選ぶ際、現地SIMカードにはいくつかの制約があります。加えて、日本国内での事前購入は選択肢が限られており、現地購入の場合も販売場所によって価格やプランが異なり、比較や選定に手間がかかります。ポケットWi-FiなどのWi-Fi機器は、持ち運びや充電の手間がかかるうえ、フリーWi-Fiにはセキュリティリスクも伴います。また、日本のキャリアの国際ローミングは便利ですが、利用料金が高額になる可能性があり、コスト面での不安が残ります。
旅行中の通信手段としてもっとも安心で便利なのは「eSIM」です。
たとえば、SailyのeSIMであれば、日本滞在中にアプリから購入・設定しておくだけで、現地到着と同時に自動でアクティベートされます。空港に到着しスーツケースを待つ間に、空港からホテルまでの移動手段の検索や、観光スポットの情報収集、レストランのオンライン予約などをスムーズに行うことができます。データを使い切ってしまった場合でも、アプリから日本語で簡単に追加チャージが可能です。さらに、SailyのeSIMは渡航先で最適なキャリアに自動で接続されるため、都市部でも山間部でも安定した通信環境を維持できます。また、スイスだけでなく、ヨーロッパの他の国にも行く場合は、Saily eSIMのヨーロッパプランをおすすめします。
お使いのデバイスがeSIMに対応しているなら、スイス旅行においてeSIMを選ばない理由はありません。近々スイス旅行を計画している場合は、eSIMと併せてスイス旅行の持ち物も確認しておきましょう。
スイスでeSIMを使うには?
スイスでeSIMを使う方法は簡単です。例としてSailyのeSIMを使う方法をご案内します。
使用するスマートフォンやタブレットがeSIMに対応していることを確認します。
スイスのeSIMデータプランに加入します。
Sailyアプリをダウンロードします。
eSIMをインストールします(インストールしてもデータプランは有効になりません)。
旅行前にeSIMプランを有効にして、到着後すぐにデバイスを接続できるようにします。

Saily eSIMアプリでいつもつながっていよう
あらゆる旅に最適な手頃なモバイルデータプラン。


元デジタルノマドのNozomiは、7カ国を旅しながら暮らした経験を持ちます。どの国でも居心地よく過ごせたそうです。世界市民として、そして何よりも生まれながらの大阪人として「よりお得に、より良いものを見つける」を旅のモットーとしている彼女は、 情報を見つけることに長け、旅行中はeSIMを通してプロのようにウェブでリサーチを行います。
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